ソーシャルメディアへの投稿を抑圧した職員の正体を暴いた判事

(2023年7月15日)

2023年7月7日金曜日、ワシントンのホワイトハウスのイーストルームで、医療費削減に関するスピーチを待つジョー・バイデン大統領。(AP Photo/Patrick Semansky)

By Susan Ferrechio – The Washington Times – Tuesday, July 11, 2023

 米国人の言論を検閲するようソーシャルメディア・プラットフォームに圧力をかけたバイデン政権を非難した連邦判事は、ツイッター、フェイスブック、ユーチューブ、その他のサイトに圧力をかけ、反対する内容の投稿を削除し、ユーザーを追放した、無名だが強力なホワイトハウスのスタッフ・グループに焦点を当てた。

 テリー・A・ドーティ連邦地裁判事は、二つの州と原告団がバイデン政権を相手取って起こした訴訟について、「間違いなく、米国史上最も大規模な言論の自由に対する攻撃に関するものだ」と述べた。

 法廷文書によれば、(米国立アレルギー感染症研究所前所長の)アンソニー・ファウチ博士をはじめとするバイデン政権幹部は、新型コロナウイルスの内容を巡るソーシャルメディアへの投稿を検閲するよう公然と、もしくは水面下で求めたが、その作業は一部のスタッフたちによって舞台裏でより広範囲に実行された。

 これらの側近たちは、ソーシャルメディア・プラットフォームに圧力をかけ、コンテンツの削除を繰り返し要求したり、特定のユーザーを排除したり、社内のコンテンツ監視の方針や慣行へのアクセスを執拗に要求したりして、自分たちが反対するコンテンツを封じ込める政権の努力を主導した。この取り組みは、バイデン氏が大統領に就任して間もない2021年1月23日、当時政権の新型コロナ対応チームのデジタル・ディレクターだったクラーク・ハンフリー氏からのメールで始まった。

 ハンフリー氏は、バイデン氏の就任3日目の午前1時にツイッター関係者にメールを送り、86歳だったハンク・アーロン氏の死がコロナウイルスワクチンと関連している可能性を根拠なく示唆したロバート・F・ケネディ・ジュニア氏による前日のツイートを削除するよう求めた。

 ハンフリー氏は「皆さん、以下のツイートに警告を表示させたい。また、早急に削除するための手続きに入れるだろうか」とツイッター関係者に送った。

 ソーシャルメディアを取り締まる仕事は、ハンフリー氏のホワイトハウス時代の同僚であるロブ・フラハティ氏に任されていたようだが、同氏は最近、バイデン大統領の再選運動に参加するために政権を去った。ハンフリー氏は1月23日にツイッター関係者へ送ったメールをフラハティ氏にも共有し、「同様のツイートがないか目を光らせてほしい」と求めた。

 大統領副補佐官兼デジタル戦略部長を務めたフラハティ氏はその後、ツイッター、フェイスブック、その他のソーシャルメディア・プラットフォームに対し、バイデン政権の方針に反する新型コロナに関するコンテンツ、特にワクチンやパンデミック関連の義務付けに懐疑的な投稿やコンテンツを削除するよう強要する執拗な取り組みを指揮した。

 フラハティ氏はフェイスブックに対し、コンテンツの削除や監視に関する社内方針をホワイトハウスと共有するよう圧力をかけ続けた。フラハティ氏は、フェイスブックが「境界線上」の反ワクチンコンテンツを検閲するため、より積極的な行動を取るよう要求した。こうした投稿には、フェイスブックのルールには違反していないものの、政権を不快にさせるものも含まれていた。

 フラハティ氏は2021年3月、フェイスブック関係者に、ワクチン忌避と「境界線上」のフェイスブックのコンテンツとの関連性についてのフェイスブックの内部調査についてのメディア報道を送った。このような内容には、深刻なワクチンの副作用を経験したり、恐れたりするフェイスブックの投稿が含まれていた。

 フラハティ氏は、フェイスブックがホワイトハウスに内部調査情報を公開しないことで、「隠蔽している」と非難し、これに対してフェイスブックは、メディアの報道は内部調査について正確に報じていないと反論した。

ワシントンD.C.にあるジョージ・ワシントン大学のキャンパスにあるジョージ・ワシントンの像。写真提供:Roman Babakin(Shutterstock経由)。

ジョージ・ワシントン大医学部、入学選考で違法な差別 司法省が指摘

(2026年09月03日)
2026年6月30日、マサチューセッツ州ローウェルの野球場と住宅街を見下ろすように、マークリー・グループが建設したデータセンターがそびえ立っている。(AP通信/マット・オブライエン撮影)

中国ボットがデータセンター建設反対へ影響工作 Xが指摘

(2026年09月02日)
2026年5月1日、ニューヨークのワシントン・スクエア・パークで行われたメーデー集会で演説するニューヨーク市長ゾーラン・マムダニ氏。(AP通信/岩村由紀撮影)

極左「シャンパン社会主義」 反資本主義運動を主導する富裕層出身者ら

(2026年09月01日)
米議員や保護者団体は26日のSNS大手メタ(旧フェイスブック)との画期的な和解を歓迎する一方、子供をインターネット上の被害から守るため、議会はなお連邦基準を制定する必要があると訴えた。

メタ、子供のSNS依存対策で和解、最大171億ドル 州が提訴

(2026年08月29日)
2025年10月3日、ラスベガスで行われたWNBAバスケットボール決勝プレーオフ第1戦、ラスベガス・エイセズ対フェニックス・マーキュリー戦の前に、WNBAコミッショナーのキャシー・エンゲルバート氏が発言する。(AP通信/ジョン・ロッカー撮影)

WNBAが自ら招いた広報上の失態

(2026年08月27日)
2023年3月21日、ボストンにて、ChatGPTの出力画面が表示されたコンピュータ画面の前に置かれた携帯電話に、OpenAIのロゴが表示されている。(AP通信/マイケル・ドワイヤー撮影、資料写真)

米調査、国民の大半がAIを利用する一方で不信感も

(2026年08月20日)
2025年8月22日(金)、テキサス州オースティンの州議会議事堂で、トランスジェンダーのトイレ使用を禁止する法案に反対する抗議者たちが女性用トイレを占拠した。(AP通信/エリック・ゲイ撮影)

民主党、トランスジェンダー政策の復活へ新戦略

(2026年08月17日)
州選出の上院少数党院内総務チャック・シューマー議員(民主党)が、2026年7月21日火曜日、ワシントンD.C.の連邦議会議事堂で行われた定例政策昼食会後、記者団に語った。(AP通信/アリソン・ロバート撮影)

シューマー氏、上院多数派院内総務の奪還へ左派の取り込みが不可欠

(2026年08月13日)
引退したバスケットボール選手のロイス・ホワイト氏

元NBA選手がトランス公表 女子リーグ参戦か

(2026年08月12日)
2026年2月26日木曜日、ニューヨーク州チャパクアにて、有罪判決を受けた性犯罪者ジェフリー・エプスタインに関する議会調査の一環として米下院議員の前で証言した後、ヒラリー・クリントン元国務長官がチャパクア舞台芸術センターの外を歩いている。(AP通信/岩村由紀撮影)

ヒラリー氏、急進左派に主流派との和解呼び掛け

(2026年08月11日)
→その他のニュース