トランス選手が女子陸上で優勝 観客からブーイングも-オレゴン州

(2024年5月22日)

ライリー・ゲインズさんのXより:「女子スポーツ界にとって、またひとつ誇らしい出来事があった!エイデン・ギャラガー(男子)がオレゴン州選手権女子200mで400m2位の後、1位になった。このブーイングを聞いてください。みんな、もう終わったことなんだ…。」

By Valerie Richardson – The Washington Times – Sunday, May 19, 2024

 男性から女性に転換したトランスジェンダーの陸上選手が、オレゴン州の女子陸上競技で優勝したことで、スタジアムの観衆からブーイングを浴びた。女子スポーツでのトランス選手の存在感の増大に対する反発の表れだ。

 ポートランドにあるマクダニエル高校2年生のエイデン・ギャラガーさんは、18日のオレゴン州スクール・アクティビティー協会(OSAA)陸上競技選手権大会の女子200㍍で金メダルを獲得した。オレゴン大学のヘイワード・フィールドに集まった観客からのブーイングを浴びながらのゴールとなった。

 ギャラガーさんが表彰台で「女子200㍍州チャンピオン 」と紹介されると、歓声とともにさらなるブーイングが起こった。

 水泳のオールアメリカン選手、ライリー・ゲインズさんはX(旧ツイッター)に、「2位(正当な勝者)が発表されたとき、表彰台で拍手をしている女子選手たちを見てほしい。男子の名前が発表されたときの彼女たちを見てほしい。女子はこれでいいと言うのはやめよう。胸が張り裂けそうだし、大きく逆行している」

 Athletic.netに掲載された最終結果によると、ギャラガーさんは23.82秒で、ルーズベルト高校2年生のアスター・ジョーンズさんが24.02秒で続いた。

 400㍍走では、ギャラガーさんはレイク・オスウィーゴ高校3年生のジョジー・ドネルソンさんの52.83秒に次いで、52.98秒で2位だった。

 ギャラガーさんがルール違反をしているわけではない。OSAAの方針では、生徒が性自認に基づいてスポーツに出場することは認められているが、今シーズンになってトランスジェンダー選手が圧倒的な強さを見せていることで、女子陸上競技での公平性と包摂性をめぐる議論が再燃している。

 女子陸上選手の母親と名乗る女性がパブリカ紙に語ったところによると、OSAAはトランスジェンダー選手が女子スポーツに出場することに不平を言う生徒を追放すると脅しているという。

 「私の娘は3年生で、エイデン(・ギャラガー)さんと競争する。エイデンさんは州で1位になり、女子から出場枠を奪ってしまった。彼は男子と一緒にいるべだ」

 「この子たちから出場枠を奪う権利はあなたにはない。彼女たちの気持ちも重要だ」

 スポーツニュースサイト、ダイスタットの編集者ダグ・ビンダー氏は、RunnerSpace.comで、ギャラガーさんは「ウエートトレーニングの経験がある」が、今シーズンに女子チームに加わるまで陸上競技の経験はなかったと述べた。

 ビンダー氏は19日の社説で「2カ月前に陸上競技を始めた、性自認以外はすべて男性である人物が、オレゴン州ポートランドから生まれた史上最速の女子選手だということ信じろというのか」と訴えた。

 ビンダー氏は、ホルモン抑制や手術を必要としないOSAAのトランスジェンダーポリシーのおかげで、「マクダニエル高校の新人は一線を飛び越えて、真っすぐに州の女子ランキングのトップに躍り出た

」と言う。

 「18日が前例となることに不安を感じる。州大会の健全性を脅かすものだ」とビンダー氏は社説は述べている。

 ワシントン・タイムズ紙はOSAAにコメントを求めた。ギャラガーさんは州選手権以来、公にはコメントしていない。

 この選手権大会のスポンサーは、オレゴン州に本社を置くナイキで、ナイキは広告キャンペーンでトランスジェンダーのアスリートを宣伝している。

 24州で。生物学的男性が女子の学校スポーツに出場することを禁止する「女子スポーツを救え」法が制定されているが、民主党が強いオレゴン州では制定されていない。

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