トランプ氏、スミソニアン博物館の「ウォーク」標的

(2025年8月24日)

2025年8月13日水曜日、ワシントンのケネディセンターでスピーチするドナルド・トランプ大統領。(AP Photo/Alex Brandon)

By Mallory Wilson – The Washington Times – Tuesday, August 19, 2025

 トランプ大統領は19日、ワシントンにあるスミソニアン博物館が「ウォーク(人種差別などに過敏なこと)化」しているとして、政権の弁護士を動員すると述べた。

 トランプ氏は19日、「ワシントン中、いや全米の博物館は基本的に残された最後の『ウォーク』の牙城だ」と自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に投稿した。

 同氏は、「スミソニアンは完全に暴走しており、展示されているのはこの国がどれほどひどいか、奴隷制度がどれほど悪かったか、虐げられた人たちがどれほど報われてこなかったかという話ばかりで、成功や明るい未来については何もない。われわれはこのような状況を許すつもりはなく、大学やカレッジで大きな成果を上げたのと同じ手法を、博物館にも適用するよう弁護士に指示した」と続けた。

 そして「この国はウォークではいられない。ウォークは破滅を意味するからだ」と述べた。

 ホワイトハウスは先週、スミソニアン協会に対し、大統領が3月に署名した「不適切で分断的、反米的なイデオロギーの排除」の大統領令に基づき、展示内容の内部調査を開始すると伝えた。

 協会のロニー・バンチ館長に宛てた書簡には、「建国250周年を控える今こそ、わが国の博物館が米国の物語を形作る団結、進歩、永続する価値を反映することがこれまで以上に重要だ」と記されている。

 ホワイトハウス高官のリンジー・ハリガン氏、ビンス・ヘイリー氏、ラッセル・ボート氏が署名した書簡は、「今回の取り組みは、大統領の指示する『米国例外主義』の称揚、分断的あるいは党派的な語りの排除、国民の文化的機関への信頼回復を目的としている」と述べている。

 書簡によれば、まず国立自然史博物館、国立アフリカ系米国人歴史文化博物館、国立航空宇宙博物館、アメリカ美術館、国立アメリカ歴史博物館、国立肖像画館、ハーシュホーン博物館・彫刻庭園、国立アメリカン・インディアン博物館が対象となり、第2段階ではさらに多くの博物館が調査対象となる見通しだ。

 書簡は120日以内にプラカード、壁面教材、デジタルディスプレー他、展示内容全般の「内容是正」を実施することを求めており、それは「分断的またはイデオロギーに偏った表現を、統一的で歴史的に正確かつ建設的な記述に置き換える」ことを意味するとしている。

 これに対しスミソニアン協会は声明で、「当協会の活動は、学術的卓越性、厳格な調査、歴史の正確かつ事実に基づいた提示に深く基づいている」と反論した。

 最近、国立歴史博物館では、トランプ大統領の弾劾に関する一時的な展示が撤去されたことが注目を集め、大統領の圧力に屈したのではないかと批判された。

 その後、弾劾展示はトランプ氏の名前を含めた形で復元され、同協会は次のように弁解した。

 「『弾劾』セクションの目的は、わが国のすべての弾劾手続きを反映することにある。問題となった説明板は、25年前から続く常設展示への一時的な追加物だったが、外観や配置、年表、全体的な見せ方において他の展示と整合性が取れていなかった。また、展示ケース内の資料の視認性も妨げていたため撤去した。いかなる政権や政府関係者から内容の削除を求められたことはない。問題となった『弾劾』セクションは、今後数週間以内にわが国すべての弾劾事例を反映する形で更新される予定である」

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