五輪開会式でドラッグクイーンが「最後の晩餐」 キリスト教を侮辱と非難

(2024年7月30日)

@CatholicVote のXへの投稿「オリンピック、開会式でドラッグクイーンによる反カトリック「最後の晩餐」シーンを演出。単に汚らわしい 」より

By Valerie Richardson – The Washington Times – Friday, July 26, 2024

 パリ五輪は26日、選手団の入場と聖火の点火、ドラッグクイーン(女装パフォーマー)による「最後の晩餐」の再現で幕を開けた。

 このパフォーマンスを受けて主催者は、キリスト教を嘲笑していると非難された。十数人のドラッグエンターテイナーが、イエスが裏切られ、裁判を受け、十字架にはりつけにされる前に、弟子たちと最後の過越の食事を共にする様子を描いたレオナルド・ダビンチの傑作「最後の晩餐」をほうふつさせるポーズを取ったためだ。

 テキサス州の牧師で作家のシェーン・プルイット師はX(旧ツイッター)で「パリのオリンピック開会式で、ドラッグクイーンたちが、ダビンチが描いたイエスの最後の晩餐の絵を再現し、キリスト教を侮辱した。社会的にあざ笑っても許されるとされているのはキリスト教徒だけではない。…よく見られることだ」

 Xのオーナーであるイーロン・マスク氏は言った。「キリスト教徒に対して失礼極まりない」

 長いテーブルの中央に、後光の冠をかぶり、両手をハート型にかざした女性が描かれていた。彼女の両脇にはドラッグクイーン、派手な女性のコスチュームを着た男性と1人の子供がいた。

 このパフォーマンスは、ギリシャ神話のディオニソスを象徴する男性が銀の大皿に盛られているシーンで最高潮に達した。

 これについて五輪主催者は「ギリシャ神話の神ディオニソスは、人間同士の暴力の不条理さを認識させてくれる」とXで強調した

 オーガスト・フルーガー下院議員(共和党、テキサス州)はXで、「オリンピックは相互尊重の場であり、それが世界中から人々が集まる理由であるはずだ」と述べた。

 「開会式がキリスト教と最後の晩餐を嘲笑し、ドラッグクイーンのパフォーマンスに子供を参加させたことは容認できない」

 敬虔なカトリック教徒であるカンザスシティ・チーフスのキッカー、ハリソン・バッカー氏は、このシーンのビデオクリップを投稿し、聖書の「ガラテヤ人への手紙」6章7~8節を引用した。

 ポッドキャスト「リバティー・ロックダウン」のホスト、クリント・ラッセル氏は、「地球上には24億人のキリスト教がいるが、どうやらオリンピックは、門のすぐ外で全員に大声でこう宣言したかったようだ。『歓迎しない』」

 開会式でドラッグクイーンが登場したのは、最後の晩餐のシーンだけではない。別の場面では、金髪の青い衣装を着たドラッグパフォーマーが、他のドラッグクイーンらとともにキャットウォークで、身をよじり、挑発的なダンスを踊った。

 その2日前には、7月26日~8月11日まで開催される大会に先立ち、パリに到着した聖火をドラッグクイーンが受け取った。

 全米水泳選手のライリー・ゲインズ氏は言った―「オリンピックでは、かつらをかぶった男性たちが前面に出てくる。このような人たちに『抑圧されている』とか『疎外されている』なんてもう言わせない」

 開会式では、オリンピック選手団が船に乗りセーヌ川を下って会場に到着し、ファッションショーが行われ、セリーヌ・ディオンさんが「愛の賛歌」を歌い、レディー・ガガによる(ジジ・ジャンメールのヒット曲)『羽飾りのトリック(Mon truc en plumes)』の録画パフォーマンスが披露された。

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