宇宙軍幹部、人工衛星への中露の脅威を警告

(2024年9月9日)

中国の習近平国家主席(右)とロシアのプーチン大統領は2024年5月16日木曜日、中国の北京で会談の前に握手を交わし、互いの方を見る。(Sergei Bobylev, Sputnik, Kremlin Pool Photo via AP, File)

By Bill Gertz – The Washington Times – Friday, September 6, 2024

 マイケル・ゲトライン宇宙作戦副本部長は、中国軍とロシア軍が、人工衛星と宇宙システムを保護するための米国の計画を注意深く観察しており、大規模な攻撃でこれらの対策に対抗する可能性があると警告した。

 ゲトライン氏は最近の情報・国家安全保障サミットで、国防総省と宇宙軍は数多くの衛星で構成する大規模なコンステレーションを整備することを目指していると語った。

 「衛星を複数の異なる軌道に分散させることで、一つの衛星を破壊するだけでなく、多くの衛星を破壊しなければならないようにする」

 「分散させることで、他の組織と連携し、より多くのリソースを軌道に乗せることができる。これは米宇宙軍にとって重要な投資だ」

 ゲトライン氏は、新しいアプローチが成功しない可能性を認めた。大規模な攻撃を受けた場合、大量の衛星が危険にさらされると考えているかと尋ねられ、次のように答えた。「そうだ。ロシアも中国も、ウクライナやガザのような場所で起こっていることを注視しており、世界がいかに宇宙に依存しているかを理解している」

 この発言は、「エア・アンド・スペース・フォース」誌が最初に報じた。

 ロシアは、軌道上の多数の衛星を破壊できる宇宙ベースの核兵器の配備に近づいていると言われている。

 下院情報特別委員会のマイク・ターナー委員長(オハイオ州)は、2月にロシアの核宇宙兵器を公表し、「深刻な国家安全保障上の脅威 」と呼んだ。

 6月に報じたように、中国も同様の核宇宙兵器の計画を持っている。

 空軍の中国航空宇宙研究所の報告によれば、中国の軍事研究者は、衛星通信システム「スターリンク」の衛星群のような多数の標的に対して、宇宙空間で核爆発を使用することを検討しているという。

新華社通信が公開したこの写真には、2026年7月6日(月)、南太平洋で中国の原子力潜水艦から発射された長距離弾道ミサイルが海面から飛び出す様子が写っている。(李向超/新華社通信提供、AP通信経由)

米、中国のSLBM発射実験を「事前通報が不十分」と非難

(2026年07月13日)
2024年8月4日、ウクライナ国内の非公開の場所に設置されたパトリオット防空ミサイルシステムの上空を、ウクライナ空軍のF-16戦闘機が飛行している。(AP通信/エフレム・ルカツキー撮影、資料写真)

トランプ氏、ウクライナが「パトリオット」製造 専門家は生産開始に数年

(2026年07月12日)
ウクライナの無人システム部隊K-2旅団の兵士が、2026年6月22日(月)、ウクライナのドネツク州前線で、ロシア軍陣地に向けて飛行する前に、中距離ドローンを離陸地点で運んでいる。(AP通信/エフゲニー・マロレトカ)

ウクライナ防衛産業、実戦経験生かし欧州との連携を深化

(2026年07月10日)
改造された輸送コンテナ内にサーバーラックと冷却ユニットを統合したポータブルデータセンターソリューション。すぐに展開可能。写真提供:Snide12(Shutterstock経由)

最前線で軍用移動式データセンターが活躍 イランの攻撃で開発加速

(2026年07月09日)
CCSの小型・移動式バージョンであるMeadowlandsシステムは、地上無線周波数ユニットを使用して衛星通信を妨害します。(L3Harris提供)

宇宙軍、新電子戦システムを配備 敵国の衛星通信を妨害

(2026年07月08日)
2026年4月27日、オレゴン州ヒルズボロにあるデータセンターの屋上に、冷却システムの一部であるファンが見える。(AP通信/ジェニー・ケイン)

米国人実業家、中国による米AIデータセンター反対運動に資金提供 報告

(2026年07月03日)
2021年2月3日、世界保健機関(WHO)のチームが中国湖北省武漢市の武漢ウイルス研究所を視察するために到着した後、警備員がジャーナリストたちを研究所から遠ざけている。(AP通信/ン・ハン・グアン撮影)

情報機関がコロナ流出説を隠蔽 国家情報長官が文書公開

(2026年06月23日)
2024年4月23日火曜日、中国東部山東省青島市で中国人民解放軍海軍創設75周年を記念する一般公開日の終わりにミサイル駆逐艦「貴陽」の近くに夕日が沈む。(AP通信/ン・ハン・グアン)

インド太平洋軍司令官、中国の脅威を警告 戦力強化へ新規兵器に1220億ドル要求

(2026年06月19日)
MQ-9 リーパー。著者:アメリカ空軍上級空軍兵ヘイリー・スティーブンス。(出典:DVIDS 2019)

中東で大型無人機リーパー3分の1喪失 補充巡り論争

(2026年06月16日)
ハイテクを駆使した政府のハッキング室で、中国軍関係者がハイブリッド戦争の一環として敵対国から国家機密を盗み出す作業を行っている。(写真提供:DC Studio via Shutterstock)

米FBI、偽コンサル会社13サイト閉鎖 中国の対米情報工作に利用

(2026年06月15日)
→その他のニュース