米上院議員、中国の脅威警告 電気自動車などで世界市場支配

(2024年9月16日)

2024年2月28日(水)、ワシントンの連邦議会議事堂で報道陣と話すマルコ・ルビオ上院議員(フロリダ州選出)。(AP Photo/Mark Schiefelbein, File)。

By Bill Gertz – The Washington Times – Friday, September 13, 2024

 マルコ・ルビオ上院議員(共和党、フロリダ州)は今週、「中国製造2025」と呼ばれる、技術獲得と重要市場支配を目指す中国の世界的キャンペーンが成功している分野と失敗している分野を明らかにする報告書を発表した。

 「中国共産党は世界最大の産業基盤を支配している。窃取、市場を歪める補助金、戦略的計画によって、中国は21世紀の地政学的覇権を左右する産業の多くで主導権を握っている。われわれは、国を再建し、中国の挑戦を乗り越え、次世代のために自由の松明を灯し続けるために、社会全体で取り組む必要がある」

 報告書は、中国がその計画によって支配を目指した10の重要ハイテク分野のうち、電気自動車(EV)、エネルギー・発電、高速鉄道、造船の4つを制覇したと結論づけている。

 一方、航空宇宙・航空、バイオテクノロジー、新素材開発、ロボット・工作機械、半導体を含む他の5つの主要セクターを部分的に支配している。

 中国が唯一優位に立てなかった分野は農業機械だ。

 全体として、中国の研究は44の重要技術のうち37でリードしており、スマートマニュファクチャリング(SM)ではほとんどの国をリードしている。

 報告書は政策立案者に対し、中国の略奪的な経済戦術から国民を守るための措置を講じるよう求めている。米政府はまた、米国の経済基盤を再構築するために、的を絞った産業政策を実施すべきだと主張した。

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