Tシャツ「性別は2つだけ」を禁止 生徒が最高裁に異議申し立て

(2024年10月11日)

2021年8月17日火曜日、ニューヨークのブロンクス区にある小学校の空き教室。(AP Photo/Brittainy Newman)

By Alex Swoyer – The Washington Times – Wednesday, October 9, 2024

 マサチューセッツ州のある中学生が、「性別は2つだけ」と書かれたTシャツを着ていたために授業への出席を許されなかったことを受けて、憲法修正第1条の言論の自由の権利を主張し、最高裁に訴えを起こした。

 この生徒はL.M.と名乗り、アライアンス・ディフェンディング・フリーダムの弁護士を通じて最高裁に訴えを起こした。

 L.M.の嘆願書には、「L.M.は公立学校の生徒であり、この学校は、セックスとジェンダーは無制限であり、個人の自覚に基づくもので、生物学的な根拠はないという考え方を推進した。学校は生徒たちにこの見解を支持するよう呼びかけた。しかし、L.M.はこれに反対し、『性別は2つだけ』と書かれたTシャツを着て授業に臨んだ。学校でこれを叱責されると、L.M.は『性別は[叱責された]』と書いた抗議Tシャツを着た。これまでも、今も、混乱を招いたわけではないのに、学区はこの両方のTシャツを禁止した」と書かれている。

 2023年初め、中学1年生だったL.M.は、学校側が、性自認について、選択に制限はなく、生物学とは無関係と教えていたことから、このシャツを着ていた。

 L.M.の提出した書類によると、生徒たちは虹色の服を着るように勧められていた。L.M.はその代わりに性別は2つだけと書いたシャツを着ることを選んだ。

 彼の学校、マサチューセッツ州ミドルボローのニコルズ中学校は、シャツを脱ぐか、その日の授業を欠席するよう求めた。彼はシャツを脱ぐことを拒否し、欠席を選んだ。学校側は要求の理由を、このシャツが保護されるべき生徒を標的にしているためとしている。

 下級裁判所は、シャツが混乱を引き起こす可能性があるとして、学校側の主張を支持した。

 L.M.の訴えを審理し、口頭弁論を行うには、4人の判事が賛成票を投じる必要がある。

 同校の広報担当者にコメントを求めたが、すぐに返答はなかった。

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