親の同意なくても性転換支援 学区方針への異議申し立てを最高裁が却下

(2024年12月10日)

2020年6月29日、ワシントンのキャピトル・ヒルにある最高裁判所。(AP Photo/Patrick Semansky)

By Alex Swoyer – The Washington Times – Monday, December 9, 2024

 連邦最高裁は、ウィスコンシン州の学区が保護者の同意なしに生徒の性転換を支援する方針を示したことに対する異議申し立てを却下した。3人の判事は9日、この裁判の再審理を支持していたことを明らかにした。

 この異議申し立ては、2021年に親の同意なしに生徒の性自認の変更を支援する方針を発表したオークレア地域学区の生徒の両親によって起こされた。方針のガイダンスには、親に知らせる必要があると記されている。

 両親はこの方針に異議を唱えたが、第7連邦巡回控訴裁判所は、彼らには訴訟を起こす資格(十分な法的損害)がないとした。彼らは、この方針は子供を養育する親の憲法上の権利を妨害していると主張している。

 控訴裁は、この両親が訴訟を起こすには、子供の1人がトランスジェンダーであること、あるいはトランスジェンダーになることを考えていることを示す必要があると主張した。

 最高裁のサミュエル・アリート判事は、クラレンス・トーマス判事とともに、同控訴裁の決定を再審理しないという最高裁の判断に反対した。両判事は、この方針は親に知らせないことを目的としているため、控訴裁の判断を再検討すべきだと述べた。また、およそ1000の学区がこのような方針を採用していることにも言及した。

 アリート判事は、「私はこの申し立てを認める。私は、一部の連邦裁判所が、特に論争となっている憲法上の問題を回避する方法として、第3条の当事者適格の原則を利用する誘惑に屈していることを懸念している。連邦裁判所がその憲法上の権限の限界に留意することは重要であるが、『与えられた司法権を行使する事実上ゆるぎない義務』を遂行することも同様に重要である」と書いている。

 ブレット・カバノー判事はアリート判事の反対意見には加わらなかったが、再審理支持に同意すると述べた。

 口頭弁論が許可されるためには、あと1人の判事が再審理に賛成する必要があった。

 この訴訟は、「私たちの子供を守る親」対オークレア地域学区裁判である。

ワシントンD.C.にあるジョージ・ワシントン大学のキャンパスにあるジョージ・ワシントンの像。写真提供:Roman Babakin(Shutterstock経由)。

ジョージ・ワシントン大医学部、入学選考で違法な差別 司法省が指摘

(2026年09月03日)
2026年6月30日、マサチューセッツ州ローウェルの野球場と住宅街を見下ろすように、マークリー・グループが建設したデータセンターがそびえ立っている。(AP通信/マット・オブライエン撮影)

中国ボットがデータセンター建設反対へ影響工作 Xが指摘

(2026年09月02日)
2026年5月1日、ニューヨークのワシントン・スクエア・パークで行われたメーデー集会で演説するニューヨーク市長ゾーラン・マムダニ氏。(AP通信/岩村由紀撮影)

極左「シャンパン社会主義」 反資本主義運動を主導する富裕層出身者ら

(2026年09月01日)
米議員や保護者団体は26日のSNS大手メタ(旧フェイスブック)との画期的な和解を歓迎する一方、子供をインターネット上の被害から守るため、議会はなお連邦基準を制定する必要があると訴えた。

メタ、子供のSNS依存対策で和解、最大171億ドル 州が提訴

(2026年08月29日)
2025年10月3日、ラスベガスで行われたWNBAバスケットボール決勝プレーオフ第1戦、ラスベガス・エイセズ対フェニックス・マーキュリー戦の前に、WNBAコミッショナーのキャシー・エンゲルバート氏が発言する。(AP通信/ジョン・ロッカー撮影)

WNBAが自ら招いた広報上の失態

(2026年08月27日)
2023年3月21日、ボストンにて、ChatGPTの出力画面が表示されたコンピュータ画面の前に置かれた携帯電話に、OpenAIのロゴが表示されている。(AP通信/マイケル・ドワイヤー撮影、資料写真)

米調査、国民の大半がAIを利用する一方で不信感も

(2026年08月20日)
2025年8月22日(金)、テキサス州オースティンの州議会議事堂で、トランスジェンダーのトイレ使用を禁止する法案に反対する抗議者たちが女性用トイレを占拠した。(AP通信/エリック・ゲイ撮影)

民主党、トランスジェンダー政策の復活へ新戦略

(2026年08月17日)
州選出の上院少数党院内総務チャック・シューマー議員(民主党)が、2026年7月21日火曜日、ワシントンD.C.の連邦議会議事堂で行われた定例政策昼食会後、記者団に語った。(AP通信/アリソン・ロバート撮影)

シューマー氏、上院多数派院内総務の奪還へ左派の取り込みが不可欠

(2026年08月13日)
引退したバスケットボール選手のロイス・ホワイト氏

元NBA選手がトランス公表 女子リーグ参戦か

(2026年08月12日)
2026年2月26日木曜日、ニューヨーク州チャパクアにて、有罪判決を受けた性犯罪者ジェフリー・エプスタインに関する議会調査の一環として米下院議員の前で証言した後、ヒラリー・クリントン元国務長官がチャパクア舞台芸術センターの外を歩いている。(AP通信/岩村由紀撮影)

ヒラリー氏、急進左派に主流派との和解呼び掛け

(2026年08月11日)
→その他のニュース