世界的なうねり巻き起こすカーク氏暗殺

(2025年9月17日)

2025年9月12日金曜日、ユタ州オレムにあるユタ・バレー大学のチャーリー・カーク追悼式で参拝する人々。(AP Photo/Lindsey Wasson)

By Seth McLaughlin and Kerry Picket – The Washington Times – Sunday,September 14, 2025

 週末、世界中の政治指導者、活動家、弔問客が、暗殺された31歳の保守活動家チャーリー・カーク氏をたたえる集会、追悼式、祈祷会に参加した。同氏への支援の広さと深さを物語るものだ。

 暴力と憎悪に沈黙することを拒否したカーク氏の支持者は、言論の自由を擁護し、討論を通じて若者を保守の福音に引き込むという彼のたゆまぬ努力をさらに進めることによって、その遺産を受け継ぐことを誓った。

 マイク・ジョンソン下院議長(共和党、ルイジアナ州)は、FOXニュース・サンデーで、「私たちの友人チャーリーは、私たちが絶望にのみ込まれることを望んでいない。チャーリーのメッセージを伝えることを願っているはずだ。それが今、実際に起きている」と語った。

 ジョンソン氏は14日、同僚議員、保守派の指導者、トランプ政権のメンバーらとともにワシントンのケネディセンターで追悼式と祈祷会に参加した。

 ワシントンだけではない。カーク氏と妻のエリカさん、2人の幼い子供たちは、カーク氏が保守系団体ターニング・ポイントUSA(TPUSA)の「アメリカ・カムバック・ツアー」の最初の訪問地ユタバレー大学で10日に殺害されて以来、世界中のあらゆる世代から、性別を問わず強い支持を受けている。

 タイラー・ロビンソン(22)容疑者がこの銃撃事件に関連して逮捕され、16日に法廷で起訴されると見込まれている。

 影響は大西洋を越えて英国にまで及び、ロックバンド、コールドプレイのリードボーカル、クリス・マーティン氏は、ロンドンのウェンブリー・スタジアムの観衆にカーク氏一家に愛を送るよう呼びかけた。

 13日にロンドンで実施された反移民デモ「ユナイト・ザ・キングダム(王国を一つに)」の集会でも、カーク氏追悼が呼びかけられた。10万人が参加し、その中には横断幕やプラカードでカーク氏をたたえる人たちもいた。

 ドイツのベルリン、スペインのマドリード、イタリアのローマでもカーク氏のための即席の追悼集会が開かれた。

 欧州右派の中心的人物、イタリアのジョルジャ・メローニ首相は、カーク氏の死について「民主主義と自由を信じる人々にとって大きな痛手」と呼び、事件を矮小化しようとする国内の左派論客を非難した。

 米国では、自動車レースNASCARドライバーのクリストファー・ベル氏が13日、「これはチャーリーのために」とブリストル・モーター・スピードウェイでの勝利をカーク氏に捧げた。

 ナショナル・フットボールリーグ(NFL)の各チームは14日のキックオフ前、カーク氏に黙祷を捧げた。

 「チャーリー・カーク・ショー」のエグゼクティブ・プロデューサー、アンドリュー・コルベット氏は、FOXニュースの「サンデー・モーニング・フューチャーズ」で、「チャーリーが世界中にどれだけ影響を与えてきたかを目の当たりにしている。このような恐ろしい事件が起きたにもかかわらず、チャーリーを愛する人々は暴動を起こしたり、街や会社を焼き払ったりしない。これは、本当に驚くべきことだ。彼のために祈り、キャンドルを灯している」と語った。

 コルベット氏はSNSへの投稿で、高校生や大学生を対象としたTPUSA支部を学内に設置したいという要望を48時間で3万2000件以上受け取ったと発表した。

 TPUSAには約900の大学支部と1200の高校支部がある。

 コルベット氏は、「彼がこれほど広く、世界から共感を呼んだのは、彼自身が善良だったからだと思う。誰も模倣できないし、ごまかすこともできない」と述べた。

 ワシントンでの追悼集会には2000人以上が登録し、世代を超えた聴衆が集まった。バージニア州に住むダニエル・ハウエル(67)さんもその一人だ。

 「とても残念な事件だ。誰も発言のせいで標的にされるべきではないからだ。彼は誰とでも何でも話し合える人だった」

 「もっと多くの人々が、異なる考えを持つ人々に対して反発することなく、問題を率直に議論することが必要だと思う。そうでなければ、前に進めない」

 セレステ・セリンジャー(18)さんは、カーク氏を何年も追いかけてきたという。

 「チャーリーは私に大きなインスピレーションを与え、私を神へと導いてくれた。私が自分に自信を持てるようになったのは彼のおかげだ」

 14日にアリゾナ州のステート・ファーム・スタジアムで追悼式が予定されている。

 妻のエリカさんは12日に力強いメッセージを発し、「夫を暗殺した悪人たちは、自分たちが何をしたのか分かっていない」と語った。

 トランプ大統領の息子エリック・トランプ氏も、その思いに共鳴した。見ず知らずの人たちが近づいてきて、カーク氏に対する哀悼の言葉、称賛の言葉を伝えていったという。

 トランプ氏は「サンデー・モーニング・フューチャーズ」で、「真珠湾攻撃の直後の有名な言葉がある-われわれは眠れる巨人を目覚めさせ、恐ろしいほどの決意で満たしたと思う。それはここでも当てはまる」と述べた。

 「ここ数日、チャーリーが若者の間にいかに大きなムーブメントを起こしたかについて、みんなが話している。この暗殺によって起こったことは、すべての人に影響を与えたということだ。これは私たちの国への打撃であり、私たちの運動への打撃であり、キリスト教への打撃であり、宗教への打撃であり、自由への打撃であり、私たちの国における善と悪の二分論を際立たせるものであり、彼らは本当に眠れる巨人を目覚めさせてしまった」

教会と尖塔(AP通信)

「聖ゴーストライター」AI活用広がる教会 説教作成に利用も

(2026年08月04日)
2020年1月8日、サンフランシスコにあるジェームズ・R・ブラウニング連邦裁判所ビル(第9巡回区連邦控訴裁判所の庁舎)が写っている。(AP通信/ジェフ・チウ撮影)

性は2つだけはトランスジェンダーへの「敵意ある表現」 職員解雇を控訴裁が支持

(2026年08月03日)
2024年3月26日、ニューヨークで、歩行者がナスダックビルの前を通り過ぎる中、スクリーンにはトランプ・メディア&テクノロジー・グループの株価が表示されている。ソーシャルネットワーキングサイト「トゥルース・ソーシャル」を所有するトランプ・メディア&テクノロジー・グループは、5月3日金曜日、連邦規制当局から「大規模な詐欺」で告発された監査役のBF・ボーガーズ氏を解雇した。(AP通信/フランク・フランクリン2世撮影)

トランプ・メディア、大統領のSNS投稿閲覧に有料サービス 月額1600万円

(2026年08月02日)
暗い部屋のベッドでスマートフォンを使っている若い男性。ファイル写真提供:Gap_Abstracture(Shutterstock経由)

Z世代で「ベッドにこもる生活」拡大 専門家が孤独のリスク指摘

(2026年08月01日)
2025年11月3日(月)、ワシントンD.C.の連邦議会議事堂で行われた政府機関閉鎖34日目の記者会見で、下院議長のマイク・ジョンソン氏(共和党、ルイジアナ州選出)が演説し、下院多数党院内総務のスティーブ・スカリス氏(共和党、ルイジアナ州選出)が左から見守っている。(AP通信/マリアム・ズハイブ撮影)

共和党、中間選挙は「共産主義との戦い」 民主党内で社会主義が台頭

(2026年07月31日)
国立アレルギー感染症研究所の元所長、アンソニー・ファウチ博士が、2024年6月3日、ワシントンD.C.の連邦議会議事堂で行われた下院特別小委員会の新型コロナウイルス感染症に関する公聴会で証言した。(AP通信/マリアム・ズハイブ撮影)

「ファウチ氏の日記」研究所流出説認識か

(2026年07月30日)
ファウチ博士は、2026年7月29日(水)、ワシントンD.C.の連邦議会議事堂で、上院国土安全保障・政府問題委員会に出席した。(AP通信/アリソン・ロバート撮影)

コロナ起源巡る議会公聴会紛糾 元政府顧問が証言を拒否

(2026年07月30日)
民主党によるイスラエルへの対応に関するイラスト(リナス・ガルシス/ワシントン・タイムズ)

不正取り締まりへの民主党の職務怠慢

(2026年07月29日)
2020年7月23日、ジョージア州アルファレッタで開催された「賛美、祈り、そして愛国心」と題されたトランプ支持福音派のキャンペーンイベントで、ホワイトハウスの信仰顧問ポーラ・ホワイト=ケイン氏が演説する様子を捉えた資料写真。(AP通信/ジョン・エイミス撮影)

信仰局トップが、世界の宗教迫害に警鐘

(2026年07月28日)
2026年6月17日(水)、フランスのエビアン・レ・バンで開催されたG7サミットの傍らで、OpenAIのCEOサム・アルトマン氏が、Google DeepMindのCEOデミス・ハサビス氏(写真には写っていない)と会談している。(AP通信/ジュリア・デマリー・ニキンソン撮影)

議員らが「AIキルスイッチ法」を提案 「暴走」事例受け対策要求

(2026年07月26日)
→その他のニュース