政治ジョーク、依然右派が主要な標的に

(2025年1月9日)

メディア・リサーチ・センター傘下の保守系メディア監視団体Newsbusters.orgによると、全米で最も人気のある深夜番組は依然としてリベラル寄りだという。(AP PHOTO)

By Jennifer Harper – The Washington Times – Tuesday, January 7, 2025

 非営利団体「メディア・リサーチ・センター(MRC)」傘下の保守系メディア監視団体「ニュースバスターズ(Newsbusters.org)」によれば、主要ネットワークの深夜番組は依然としてリベラル寄りだという。

 ニュースアナリストのアレックス・クリスティ氏は、「2024年は深夜番組のコメディアンにとって忙しい年だった。MRCの調査によると、昨年1年間に深夜番組のコメディアンたちは合計1万3676件の政治ジョークを放ったが、そのうちの82%にあたる1万1226件は、政治的に右側の誰か、あるいは何かに向けられたものだった」と指摘した。

 「残りのジョークのうち2295件は左派をターゲットにしたものであり、155件はどちら側でもない人物、グループ、機関に向けられたものだった。さらに、679のユニークな対象がジョークのねたにされ、そのうち402が右派、237が左派、40が無党派だった」

 調査期間は2024年1月8日~12月19日までで、ケーブルテレビ「コメディー・セントラル」の「デイリー・ショー」、ABCの「ジミー・キンメル・ライブ」、NBCの「トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン」と「レイト・ナイト・ウィズ・セス・メイヤーズ」、CBSの「レイト・ショー・ウィズ・スィーブン・コルバート」などが調査対象となった。

 クリスティ氏によれば、このような偏向は、ジョークの対象にされた人々にも影響し、最もよくターゲットにされた10人のうち、民主党支持者は1人、民主党からトランプ支持者に転向した人が1人だった。

 「その10人とは、ドナルド・トランプ=次期大統領=(5980件)、ジョー・バイデン=大統領=(1117件)、J.D.バンス=次期副大統領=(368件)、共和党議員(255件)、ロバート・ケネディ・ジュニア=次期厚生長官=(238件)、MAGA(「米国を再び偉大に」)/トランプ支持者(222件)、ルディ・ジュリアーニ=元ニューヨーク市長=(221件)、メラニア・トランプ=次期大統領夫人=(181件)、クリスティ・ノーム=サウスダコタ州知事=(168件)、マット・ゲーツ=下院議員=(164件)」。

 詳細は「Newsbusters.org」で検索。

胚ランク付けサービス 子供の商品化と批判

(2025年06月24日)

生徒の成績に「公平性」導入、保護者・教師は悪影響懸念

(2025年06月21日)

最高裁、未成年者の性転換治療を禁止する州法を支持

(2025年06月19日)

宗教の社会への影響が上昇-ギャラップ世論調査

(2025年06月17日)

後退するジェンダー政治 女子スポーツから男性排除を

(2025年06月14日)

離婚で子供の貧困、10代での妊娠、服役は増える-調査

(2025年06月11日)

FBI前長官、カトリック捜査巡り虚偽

(2025年06月10日)

トランプ氏、トランス選手優勝に制裁警告

(2025年06月06日)

イスラエル批判の総代、卒業式出席が禁止に-MIT

(2025年06月03日)

州陸上決勝で女子出場枠拡大 トランプ氏の圧力が奏功か-カリフォルニア州

(2025年06月02日)
→その他のニュース