米、ロシア間で緊張高まる中、ケリー気候変動特使が訪ロ

(2021年7月17日)

In this Jan. 27, 2021, file photo Special Presidential Envoy for Climate John Kerry speaks during a press briefing at the White House in Washington. (AP Photo/Evan Vucci, File)

By David R. Sands – The Washington Times – Friday, July 9, 2021

 気候問題に関するバイデン大統領の最高顧問、ジョン・ケリー氏が、来週モスクワを訪れ、ロシア高官と会談する。ロシア政府が9日、確認した。

 ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、モスクワでのブリーフィングで、ケリー前国務長官が、3日間の訪問の一環として、12日にかつて外交トップ同士だったロシアのセルゲイ・ラブロフ外相と会談すると述べた。

 バイデン政権は、気候変動問題を、さまざまな分野で米国と衝突してきたロシアや中国など敵対国との間で共通点を見いだせる数少ない課題の一つと考えている。バイデン政権発足後、米政府高官として初めて中国を訪問したケリー氏は、4月に中国の高官と2日間にわたって気候変動対策に関する非公開の会談を行った。

 また、バイデン氏は、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」への復帰を決定したことを、トランプ政権の政策や外交との決別を示す重要な指標としてアピールしている。

 ザハロワ氏によると、ケリー、ラブロフ両氏は、11月にスコットランドのグラスゴーで開催される世界気候サミットに向けて「共同行動の見通し」を検討するほか、北極の環境問題についても話し合う。ロシアは現在、急速に開発が進む北極圏の気候や安全保障問題を扱う8カ国からなる北極評議会の議長国になっている。

 ロシアのプーチン大統領は、今春のバイデン大統領のオンラインでの気候サミットに参加したが、欧米の政府関係者は、温室効果ガス削減のためのロシアの目標が不十分だと指摘し、強化を求めている。米国務省は、8日の短い声明の中で、ケリー氏のロシア訪問を明らかにしていた。

 ケリー氏は、気候問題に関する大統領特使として、今年ロシアを訪問する最高位の米政府高官となる。

 ウクライナ問題、エネルギー政策をめぐって米ロ間の分断が深まり、米国の公的機関や民間企業を標的とし、ロシアが発信源とみられている身代金要求ウイルス「ランサムウエア」攻撃が急増する中での訪ロとなる。

北朝鮮政府が提供したこの写真には、2026年10月11日(日)、北朝鮮の指導者である金正恩氏(左手前)とその妻、娘が、北朝鮮国内の非公開の場所にある国防革命博物館を視察する様子が写っている。北朝鮮政府が配布したこの写真に写っている出来事を取材するために、独立系ジャーナリストは立ち入りを許可されなかった。この画像の内容は提供されたものであり、独自に検証することはできない。情報源から提供された画像には、朝鮮語の透かし「KCNA」と記されている。これは朝鮮中央通信社の略称である。(朝鮮中央通信社/AP通信経由)

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