東アジア

ソフトとハードで中国に対抗を―元海兵隊司令官
(2024年5月11日)
米国は、戦争と平和に関して長年抱いてきた考え方を早急に見直す必要がある―軍人として経験を積んできた米海兵隊の退役中将ウォレス・グレッグソン氏は5月7日、ワシントン・タイムズ財団が主催するオンライン討論会「ワシントン・ブリーフ」でこう訴えた。 「私たちは、平和と戦争は二元的であり、相互に排他的な国家の存立状態であると考えている」が、「今、武力衝突がないということが、存立の脅威がないということではない」
グレッグソン氏は、米国に対する軍事、経済、イデオロギー面での競合相手としての中国の台頭と、中国、ロシア、イラン、北朝鮮といった米国の敵対勢力や非国家主体間の連携の深まりとが相まって、この前提が崩れつつあると言う。 →続き
グレッグソン氏は、米国に対する軍事、経済、イデオロギー面での競合相手としての中国の台頭と、中国、ロシア、イラン、北朝鮮といった米国の敵対勢力や非国家主体間の連携の深まりとが相まって、この前提が崩れつつあると言う。 →続き

脱北映画「ビヨンド・ユートピア」、アカデミー賞落選が波紋
(2024年3月31日)
ソウルの学校の講堂で3月中旬、わずか55㌔北で起きている悲劇を取り上げた力強く、悲惨なドキュメンタリー映画を見た子供たちや親たちの間からすすり泣きが起こっていた。
昨年10月に公開された「ビヨンド・ユートピア脱北」は、アカデミー賞ドキュメンタリー部門の候補に選出されるとみられていたが、驚いたことにノミネートされなかった。受賞式までの間、この映画は、この映画に携わった人々、この映画を非難する人々問わず多くのアジア系米国人の間で論争を巻き起こした。 →続き
昨年10月に公開された「ビヨンド・ユートピア脱北」は、アカデミー賞ドキュメンタリー部門の候補に選出されるとみられていたが、驚いたことにノミネートされなかった。受賞式までの間、この映画は、この映画に携わった人々、この映画を非難する人々問わず多くのアジア系米国人の間で論争を巻き起こした。 →続き

「強風と高波」台湾選挙で中国に逆風
(2024年1月19日)
【台北】台湾で最も反中国の政党が13日の総統選に勝利し、歴史的な3期連続の任期を獲得した。中国にとっては逆風だ。
中国の脅威に対抗しているのは台湾だけではない。米国の同盟国、フィリピン、韓国、日本は、東アジア全体で高まる中国の脅威に抵抗している。 →続き
中国の脅威に対抗しているのは台湾だけではない。米国の同盟国、フィリピン、韓国、日本は、東アジア全体で高まる中国の脅威に抵抗している。 →続き

「パラサイト」出演俳優が死亡 高い韓国の自殺率
(2023年12月29日)
【ソウル】韓国の大ヒット映画「パラサイト 半地下の家族」出演で知られ、最近、薬物疑惑が取り沙汰されていた俳優イ・ソンギュンさん(48)が27日に亡くなった。自殺とみられている。
韓国では近年、著名人の自殺が相次ぎ、世界的に話題となっている。イさんの死はすぐに報じられ、全国的な注目を集めた。 →続き
韓国では近年、著名人の自殺が相次ぎ、世界的に話題となっている。イさんの死はすぐに報じられ、全国的な注目を集めた。 →続き

米軍、太平洋地域での多国間演習を増強
(2023年12月20日)
米海軍最大の艦隊を指揮する司令官によれば、中国の侵略に対する周辺諸国の懸念が高まっていることを受けて、米軍は太平洋地域での多国間の軍事演習を増やしている。
米海軍第7艦隊司令官であるカール・トーマス中将はワシントン・タイムズとのインタビューで、ほとんどの演習は、日本に司令部を置く第7艦隊が実施しているが、中国の軍事力強化に対応するため、規模も数も拡大し、参加国も増えていると指摘、これらすべては中国の軍事力増強に対抗するためのものであり、中国は軍事力を使ってこの地域への支配を強化しようとしていると述べた。 →続き
米海軍第7艦隊司令官であるカール・トーマス中将はワシントン・タイムズとのインタビューで、ほとんどの演習は、日本に司令部を置く第7艦隊が実施しているが、中国の軍事力強化に対応するため、規模も数も拡大し、参加国も増えていると指摘、これらすべては中国の軍事力増強に対抗するためのものであり、中国は軍事力を使ってこの地域への支配を強化しようとしていると述べた。 →続き

北朝鮮、金一族ゆかりの白頭山「巡礼」を奨励
(2023年12月12日)
北朝鮮国営メディアは、古今東西の朝鮮人が崇拝する白頭山の冬季登山を国民に奨励している。
朝鮮労働党の機関紙、労働新聞は8日、何千ものグループが金正恩総書記に倣って白頭山に登ったことを称賛。「革命精神」の高揚のため国民に白頭山登山を促している。 →続き
朝鮮労働党の機関紙、労働新聞は8日、何千ものグループが金正恩総書記に倣って白頭山に登ったことを称賛。「革命精神」の高揚のため国民に白頭山登山を促している。 →続き

フィリピンが南シナ海に「クリスマス船団」、領有主張の中国に対抗
(2023年12月7日)
【ソウル】領有をめぐって南シナ海で繰り広げられている激しい対立に、フィリピンが新たな戦術で臨もうとしている。
フィリピンの民間人有志が「クリスマス船団」を編成し、乗組員を乗せ、南シナ海の西側の海域に出航し、そこをパトロールする中国の海上部隊に挑む。奇抜な構想だ。 →続き
フィリピンの民間人有志が「クリスマス船団」を編成し、乗組員を乗せ、南シナ海の西側の海域に出航し、そこをパトロールする中国の海上部隊に挑む。奇抜な構想だ。 →続き