コメンタリー

饒舌なウクライナの北朝鮮兵捕虜 体制のもろさ露呈
(2025年2月25日)
【ソウル】1月にウクライナ軍に捕らえられた北朝鮮兵2人が、初の公開インタビューで驚くほど率直に語ったことで、北朝鮮政権のイデオロギー的なもろさが露呈した。
2人は、ロシアの戦争を支援するために金正恩政権によってクルスク地方に送られた。生きて捕らえられたことが知られているのはこの2人だけだ。これまで写真や映像は公表されていたが、ほとんど発言していなかった。 →続き
2人は、ロシアの戦争を支援するために金正恩政権によってクルスク地方に送られた。生きて捕らえられたことが知られているのはこの2人だけだ。これまで写真や映像は公表されていたが、ほとんど発言していなかった。 →続き

戦争に勝てる宇宙軍構築を シンクタンクが提言
(2025年2月23日)
19日に公開されたシンクタンクの報告書によれば、米宇宙軍は、中国と軍事的に対抗し、将来の宇宙戦争の発生を抑止することを目指しているが、重要な領域での中国の支配に対して脆弱だという。
ミッチェル航空宇宙研究所の報告書によれば、中国など敵対国は宇宙兵器や人工衛星などの開発に意欲的に取り組んでおり、米軍の現行の指導哲学ではそれに十分に対抗できない。 →続き
ミッチェル航空宇宙研究所の報告書によれば、中国など敵対国は宇宙兵器や人工衛星などの開発に意欲的に取り組んでおり、米軍の現行の指導哲学ではそれに十分に対抗できない。 →続き

中国が管理する港湾ネットワークは重大な脅威-下院小委
(2025年2月16日)
中国による米国近辺の商業港の広範なネットワークは、安全保障上の重大な脅威をもたらすと、アナリストらが11日の下院公聴会で語った。
元情報・国防省職員のマシュー・クローニッヒ氏は、西半球での中国資本による港湾施設の支配は、安全保障上の重大な懸念だと述べた。 →続き
元情報・国防省職員のマシュー・クローニッヒ氏は、西半球での中国資本による港湾施設の支配は、安全保障上の重大な懸念だと述べた。 →続き

ロシアの北朝鮮兵、予想を裏切る高い士気・規律、高度な装備
(2025年2月5日)
【ソウル(韓国)】ロシア・ウクライナ紛争に派遣された北朝鮮軍は、装備が整わず、火砲の餌食になるだけだろうとみられていたが、戦場からの報告によると、モチベーションは高く、質の高い訓練を受け、高度な装備を備えていることが明らかになっている。
ウクライナを支援する米国と同盟国にとって懸念されるのは、推定1万1000人規模の北朝鮮軍部隊が、多くの犠牲をものともせず、高強度の現代戦において戦闘経験を積んでいることだ。これは、現在の西側諸国の兵士たちにはできないことだ。 →続き
ウクライナを支援する米国と同盟国にとって懸念されるのは、推定1万1000人規模の北朝鮮軍部隊が、多くの犠牲をものともせず、高強度の現代戦において戦闘経験を積んでいることだ。これは、現在の西側諸国の兵士たちにはできないことだ。 →続き

中国AIディープシーク、共産党が検閲 米アナリスト「直ちに禁止を」
(2025年1月31日)
シリコンバレーのAIセキュリティー企業の分析によると、中国の新しい人工知能(AI)アプリケーション「ディープシーク(DeepSeek、深度求索)」は、中国共産党の国内AI企業に対する規制を厳守し、中国にとって慎重な対応を要する質問に対してプロパガンダのような回答をする。
セキュリティー企業プロンプトフー(Promptfoo)は28日にウェブサイトで公開した分析で、ディープシークはまた、「ジェイルブレイク」(あらかじめ設定されているアプリ内の制限を解除すること)に対して脆弱と指摘している。 →続き
セキュリティー企業プロンプトフー(Promptfoo)は28日にウェブサイトで公開した分析で、ディープシークはまた、「ジェイルブレイク」(あらかじめ設定されているアプリ内の制限を解除すること)に対して脆弱と指摘している。 →続き

「言葉ではなく行動」トランプ氏が復帰
(2025年1月26日)
政治家は公約を守るものとは思われていない。予備選挙に勝つための公約は、本選挙を戦う中で変わり、就任式の日には忘れ去られることが多い。しかし、常識はトランプ大統領には当てはまらない。
トランプ氏は20日、「言葉ではなく行動が重要だ。そして、多くの行動を見ることになるであろう」と議会議事堂の解放記念ホールで述べた。 →続き
トランプ氏は20日、「言葉ではなく行動が重要だ。そして、多くの行動を見ることになるであろう」と議会議事堂の解放記念ホールで述べた。 →続き

トランプ政権発足、世界は反中国で結束を 中立という幻想
(2025年1月25日)
バイデン体制の空虚な時代が終わり、トランプ列車が今週、うなりを上げながらワシントンに進入した。これほどまでの活気と勝利の凱歌とともにホワイトハウス入りしたのは、1829年のアンドリュー・ジャクソン以来だ。ジャクソンは1824年にジョン・クインシー・アダムズに敗れ、選挙が盗まれたと訴えていたが、4年後、決定的な勝利を収め、ホワイトハウスに返り咲いた。
第7代大統領ジャクソンは、米国民主主義の黄金時代(ジャクソニアン・デモクラシーとして知られる)の到来を告げる変革期の国家指導者となった。歴史にその名を残すフランス人知識人アレクシス・ド・トクビルは、この期間を民主主義の理想が実現した時代と称賛した。 →続き
第7代大統領ジャクソンは、米国民主主義の黄金時代(ジャクソニアン・デモクラシーとして知られる)の到来を告げる変革期の国家指導者となった。歴史にその名を残すフランス人知識人アレクシス・ド・トクビルは、この期間を民主主義の理想が実現した時代と称賛した。 →続き