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保守派の大勝利 ディズニーと戦う新星デサンティス知事への支持が拡大

(2022年5月7日)
 【フロリダ州ジャクソンビル】フロリダ州のロン・デサンティス知事の快進撃が続き、他の国もそれに気付き始めている。
 マイアミ近郊の熱心な支持者らは、デサンティス氏が22日にウォルト・ディズニー社による「ウォーク(差別など社会問題に敏感)」な活動を抑制することを目的とした三つの法案に署名するのを見守った。今週に入ってからは、州北部のスポーツバーで、熱狂的な支持者らが、有権者の身元確認に関する新たな要件、選挙違反の厳罰化、選挙不正を調査する初の「選挙犯罪・セキュリティー局」を設置する法案にデサンティス氏が署名するのを見届けた。 →続き

中国、「スパイダーマン」に圧力 「自由の女神」削除を要求

(2022年5月6日)
 中国政府が、米人気映画「スパイダーマン」シリーズの最新作「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の中国公開の条件として、劇中に登場するニューヨークの「自由の女神」像を削除するよう求めていたことが明らかになった。
 米芸能サイト、パックニュースによると、中国政府は2021年末に、映画会社ソニー・ピクチャーズエンタテインメントに対し、この映画のラストシーンに登場する自由の女神像を削除、または目立たなくするよう要求。ソニー側は「受け入れれば大規模な興行収入を期待できるが、拒否した」という。 →続き

エイブラムス氏、メディケイド拡大を公約-ジョージア州知事選

(2022年5月4日)
 【ジョージア州ブランズウィック】民主党知事候補のステイシー・エイブラムス氏は、4年前の知事選で、全米初の黒人女性知事になることができなかったが、今回はメディケイド(低所得者向け公的医療保険)を全体に拡大するという公約を掲げて選挙戦を戦っている。
 この公約は、医療、銃、学校、トランスジェンダー選手、選挙法などをめぐる全米規模の争いで、エイブラムス氏が進歩派の側に立つという、有権者に向けた幅広いメッセージの一部だ。 →続き

中国 生物兵器戦能力を温存か 禁止条約調印も活動開示せず

(2022年5月3日)
 中国は1984年に生物兵器禁止条約(BWC)に調印、87年まで生物兵器の開発に取り組んでいたが、その後も条約違反を繰り返し、長年にわたって生物兵器をめぐる活動の全容を開示してこなかった。米国務省のBWC順守に関する年次報告から明らかになった。専門家は、生物兵器戦能力の温存の可能性も指摘している。
 報告は4月下旬に公表され、「中国は軍民両用の活動を続けており、BWC第1条の順守に懸念が生じている」と指摘している。 →続き

米中間選挙の激戦州でバイデン大統領の支持率が低下

(2022年5月3日)
 バイデン米大統領は、中間選挙の重要な激戦地を含む40州で不支持率が支持率を上回っているとの分析が示された。民主党員、若者有権者、無党派層の支持を失い、大統領は困惑したままのようだ。
 4月26日に公表された「モーニング・コンサルト政治情報」の四半期追跡リポートでは、アリゾナ、ペンシルベニア、ジョージアなど2020年大統領選勝利のカギとなった州を含む33州で、大統領の支持率は不支持率を10ポイント以上下回っている。 →続き

ハッチ上院議員死去、党派を超えた保守派

(2022年5月2日)
 1993年、クリントン大統領が宗教の自由のための画期的な法案に署名したとき、そのすぐ後ろにオリン・ハッチ氏が立っていた。
 ユタ州出身のモルモン教徒のハッチ上院議員は、ブルックリン出身のチャールズ・シューマー下院議員(民主)と組んで、この法案を成立させた。この法案は、連邦政府が礼拝所に対して乱暴な振る舞いをすることに対する重要な歯止めとなった。 →続き