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海底ケーブルを守れ

(2022年11月11日)
 海底で何やら怪しいことが進行している。悪意ある連中が、一風変わった水仕事に関わっている疑いが高まっている――連中は死のマーク付きの敵対者と言えるものではなく、水中で光ファイバーケーブルを破壊しようとしている。国際紛争が激化する中、米国は、世界中の海に張り巡らせている重要な通信網を保護するための警備を強化する必要がある。
 最近の数週間に、シェトランド諸島とオークニー諸島を経由してフェロー諸島とスコットランド本土を結ぶ海底ケーブルが二つの別々の事件で切断され、北大西洋諸島のインターネット接続が機能しなくなった。今年初め、マルセイユ市をリヨン、ミラノ、バルセロナと結ぶ海底ケーブルが意図的に切断されたとケーブルの運用会社が報告し→続き

陰謀組織が政府を支配-世論調査

(2022年11月10日)
 米国民の40%以上が、政府は影の陰謀団に動かされていると考えていることが、最新の世論調査で明らかになった。
 バラク・オバマ元大統領の陣営の世論調査員で戦略家のジョエル・ベネンソン氏が設立したベネンソン・ストラテジー・グループが行った世論調査によると、「連邦政府は秘密の陰謀団に支配されている」という意見に、登録有権者の計44%が賛成したという。 →続き

バイデン政権 核兵器の役割を軽視 核政策の指針を修正

(2022年11月9日)
 米バイデン政権は、将来の脅威を抑止するために核兵器を使用するとした二十数年前からの米国の指針を、このほど発表した核政策の指針「核態勢の見直し(NPR)」最新版で密(ひそ)かに廃止していたことが明らかになった。米国の防衛政策の中での核兵器の重要性を軽んじるものであり、核兵器への依存を強める中国、ロシアを勢いづかせる可能性が懸念されている。
 米国は、中国とロシアが、戦略兵器の規模を拡大し、有事の核使用に関する指針を変更するのに合わせて、政策を更新してきた。 →続き

共和党の上院議員候補、バイデン氏は「民主主義への最大の脅威」

(2022年11月9日)
 ジョージア州共和党上院議員候補のハーシェル・ウォーカー氏は6日、バイデン大統領は「民主主義にとって最大の脅威」だと述べた。バイデン氏は8日の中間選挙の数日前、プライムタイムの演説で、同様の表現でトランプ前大統領を非難していた。
 バイデン氏は、民主主義が「脅威にさらされている」と警告、「今年の投票」は有権者を投票所に向かわせて、極右候補に反対させるためのものだと述べていた。 →続き

高い物価・犯罪率に苛立つ有権者から離れてしまった民主党

(2022年11月8日)
 11月8日に迫った中間選挙の直前、民主党は好感度の経済ニュースとして、先月の国内求人増が26万1千人だったと吹聴した。しかし有権者には実感が乏しいようだ。
 民主党の候補者は最近、共和党の強い州で犯罪が多い、と主張した。しかし民主党系の飛び地に住み、屋外に出るのを怖がっている有権者には、何をか言わんやだろう。そうした地域では共和党候補者が勢いを得ている。 →続き

バイデン氏、反社会主義デモに「ばか」

(2022年11月7日)
 バイデン大統領は、民主党を支援する演説の中で、イリノイ州の選挙イベントの外で社会主義に抗議する人たちを「ばか」と呼んだ。
 バイデン氏はジョリエットで演説し、集会会場の外で「社会主義は最悪だ」「プロライフ(中絶反対派)に投票を」と書いたブラカードを掲げた抗議者に気づいて立ち止まった。「ナンシーはどこだ?」と書かれたプラカードもあった。 →続き

21世紀の紛争を止める国連の限界を露呈したウクライナ戦争

(2022年11月7日)
 近年の国連史の中で最も厳しく、広範な非難の一つとなった。米国とその同盟国を中心とする143カ国は10月12日、ロシアのウクライナ侵攻を非難し、プーチン大統領にウクライナ領からの全軍撤退を要求する決議を採択した。
 反対票を投じたのはロシア、ベラルーシ、北朝鮮、ニカラグア、シリアのわずか5カ国であり、30カ国近くが棄権した。アントニー・ブリンケン米国務長官は、この投票をロシアの軍事的侵略に対する国際的結束の「驚くべき」デモンストレーションとして称賛した。 →続き