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FBIの内部告発者が直面する厚いハンディキャップ

(2023年6月6日)
 米国の連邦捜査局(FBI)の問題を内部告発した人物が、そのしっぺ返しを受けた場合、頼れる味方も得られず、面倒な行政手続きを余儀なくされて、しかも自らに有利な結果を得るのは稀だ、内部告発の事情に詳しい有力弁護士はそう指摘した。
 内部告発の事案をフォローしてきた司法省のデータは、そのことを裏付けている。「FBIが(告発者に)適用する手順は、同機関でおとなしく務める人々に適用しているものとほとんど同じだ」、内部告発を扱ってきたダン・マイヤー弁護士は、ワシントン・タイムズ紙とのインタビューでそう語った。 →続き

政府の助成金 新たに確認 コロナ発生源疑いの武漢研究所に

(2023年6月5日)
 新型コロナウイルスの発生源の可能性が指摘されている中国の武漢ウイルス研究所(WIV)が、過去10年間に米政府から四つの助成金を受け取っていたことが最新の調査から明らかになった。
 共和党のアーンスト上院議員と非営利団体「オープン・ザ・ブックス」が5月31日に発表した調査報告によると、そのうち少なくとも2件は、国の資金の流れを公開している政府のオンラインデータベース「USAスペンディング」に報告されていない。 →続き

チャットGPT、自信満々の答えは不正解

(2023年6月5日)
 対話型AI「チャットGPT」は現代のコンピューター工学の驚異であり、衝撃的なほど優れた英語の使用者かもしれない。ただ、それが正確かは別である。
 この人工知能言語ツールは、歴史、財政、ポップカルチャーなど、さまざまなテーマで事実を間違えて記憶しているようだ。 →続き

研究所流出を排除してはならない-コロナ発生源めぐり中国ウイルス学者

(2023年6月4日)
 中国の有力ウイルス学者が、新型コロナウイルスの発生源として研究所からの流出説を否定すべきでないと主張した。
 中国の疾病管理予防センター(CDC)の元所長、ジョージ・ガオ(高福)氏は英BBCに、中国政府が新型コロナの研究所流出説について調査したことを明らかにした。 →続き

資金難の機関が 「オール・ジェンダー」トイレの設置を命令

(2023年6月4日)
 すでに10億ドル規模の整備不良にあえいでいる米国の野生生物保護区では、まだ個室トイレがないすべての施設に従業員用の「すべてのジェンダー用」トイレを設置するよう命じられたところだ。一方、1人用のトイレは、直ちに「すべてのジェンダー用」としなければならない。
 米国魚類野生生物局は、今回の変更は、「ジェンダー・ノンバイナリーな従業員」に対応するというバイデン大統領の目標を前進させるためのものだと述べた。「ジェンダー・ノンバイナリー」とは、ここ数十年、米国内のLGBTQコミュニティーで広まった用語で、出産時に指定された性別を自認しない生物学的男性または生物学的女性を広義に指している。 →続き

デサンティス氏、アイオワ州で選挙戦本格始動 バイデン氏を狙い撃ち

(2023年6月3日)
 【アイオワ州クライブ】フロリダ州のロン・デサンティス知事は、ドナルド・トランプ前大統領の共和党への支配を終わらせることを目指して、30日にアイオワ州デモインの西にある教会に詰めかけた人々の前で、大統領選への活動を開始。トランプ氏に代わる共和党指導者の姿を有権者に身近に感じてもらうことに成功した。
 デサンティス氏は、デモインの西にあるクライブのエタニティー教会で、保守派のキム・レイノルズ知事から称賛を受け、紹介されると、1000人以上の参席者を前に大統領選への本格的な活動の開始を表明した。 →続き

北朝鮮、中国国境に壁、コロナ・脱北を懸念か

(2023年6月2日)
 【ソウル発】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は、2018年と2019年に行われたトランプ米大統領との会談に感化され、その目玉政策の一つを採用したのだろうか。
 北朝鮮の国家意思決定をめぐる不透明さを考えると、それを知ることは不可能だ。ただ、確実に言えるのは、金氏の最も重要な同盟国であるはずの中国との840マイル(約1350キロ)の国境の大部分に壁が作られているということだ。 →続き