政治


バイデン氏、選挙演説で「MAGA共和党」を激しく攻撃

(2022年9月6日)
 バイデン大統領が、自分に投票しなかった人も含めて「すべての人のための大統領」になると約束してから約2年、彼は親トランプ前大統領の共和党員を民主主義への脅威と酷評し、民主党の秋の選挙戦シーズンをスタートさせた。
 バイデン氏はフィラデルフィアで行われたプライムタイムのイベントで、深刻な面持ちで、来る中間選挙を「米国の魂」をめぐる永遠の戦いと位置付けた。一方、トランプ氏と「米国を再び偉大にする(MAGA)」運動の支持者を、この国の法の支配、国際的地位、市民権に対する脅威と位置付けた。 →続き

気候変動グループ、マンチン氏との約束破棄を民主党に要求

(2022年8月28日)
 650以上の活動家団体が、議会の民主党指導者らに、党の大規模な気候変動・税制法の成立に貢献した人物との約束を実行しないよう求めている。この人物とは、ジョー・マンチン上院議員のことだ。
 何百もの民主党系の気候変動などに関する擁護団体が、24日にナンシー・ペロシ下院議長とチャールズ・シューマー上院院内総務宛てに書簡を送り、カリフォルニア州とニューヨーク州の民主党議員に、化石燃料を含むエネルギー事業の合理化を図る法案を可決させるマンチン氏への約束を破棄するよう要求した。 →続き

リズ・チェイニー氏の先の見えないトランプ前大統領つぶし

(2022年8月23日)
 リズ・チェイニー下院議員はワイオミング州の共和党有権者から見捨てられ、次の戦い、つまり、ドナルド・トランプ前大統領とその取り巻きを共和党から排除する戦いはさらに厳しいものになりそうだ。
 ディック・チェイニー元副大統領の娘であり、党内のトランプ「抵抗勢力」の急先鋒であるリズ・チェイニー氏は、予想されていた敗北を冷静に受け止めている。2024年の大統領選への出馬を考えていることを明らかにした。少なくとも、党内の隅々にまで反トランプのメッセージを届けると誓った。 →続き

バイデン氏、一連の勝利で支持率上昇

(2022年8月21日)
 バイデン大統領の支持率は、このところの連勝によって、1週間の間に3ポイント上昇した。しかし、17日に発表されたポリティコ/モーニング・コンサルトの世論調査によると、まだ有権者の大多数から支持されていない。
 大統領就任以来最も成功した数週間を経て、バイデン氏の支持率が42%に上昇したことが、この世論調査で明らかになった。先週発表された同じ調査では、39%だった。 →続き

民主党を含む多くの国民がバイデン氏の精神状態を懸念-世論調査

(2022年8月17日)
 民主党を含む多くの米国民がバイデン大統領の精神的健康状態を懸念している。失言を繰り返し、79歳のバイデン氏が2期目を目指すべきかどうかという疑問が渦巻いているからだ。
 8日に発表されたイシューズ・アンド・インサイツ/TIPPの世論調査によると、回答者の59%がバイデン氏の精神的健康に懸念を示し、そのうち36%が「非常に懸念している」と回答した。21%が全く懸念を持たず、18%が「あまり懸念していない」と答えた。 →続き

2024年大統領選にらみCPAC開催、トランプ氏ら登壇

(2022年8月10日)
 ドナルド・トランプ前大統領ら大物が、4日から7日までテキサス州ダラスで開催される保守政治活動会議(CPAC)で講演する。
 集会は政界にとって、2021年1月6日連邦議会議事堂襲撃時のトランプ氏の行動が明らかにされたことがトランプ氏の保守派内での支持にどれだけ影響を与えているか、2024年大統領選に他の候補者が立つ可能性はあるのかを明らかにする場となる。 →続き

バイデン大統領、週明け2800億ドルの半導体法に署名

(2022年8月9日)
 ホワイトハウス発表によると、バイデン大統領は火曜日、国内の半導体製造を促進し、科学研究に拍車をかけることを狙いと2800億ドルの技術関連支出法案に署名する。
 この法案は上院で64-33票で可決され、現政権にとって重要な立法府での勝利をした後、下院でも木曜日に243-187票で法案を最終的に可決した。 →続き