政治


トランプ氏を支持する民主党員

(2024年9月2日)
 民主党の大統領候補だった2人が、ドナルド・トランプ前大統領に忠誠を誓った。トゥルシー・ギャバード元下院議員は26日、共和党候補であるトランプ氏を熱烈に支持し、米軍に対する彼の真の配慮を強調した。
 「トランプ前大統領は、最高司令官が私たち一人ひとりの命に対して負っている重大な重荷を理解している…彼は新たな戦争を始めなかっただけでなく、戦争を鎮静化し、防ぐための行動をとった」 →続き

FBIがトランプ氏暗殺未遂の新情報発表 議員の報告と矛盾も

(2024年8月31日)
 連邦捜査局(FBI)は28日、ドナルド・トランプ前大統領暗殺未遂事件の捜査に関する新たな情報を発表し、事件現場でのFBIの対応は正しかったと主張したが、これらの新情報は、ここ数週間に議会議員らが行った報告と矛盾している。
 7月13日にペンシルベニア州バトラー郡で開催されたトランプ氏の選挙集会での銃撃事件から6週間以上が経過したが、捜査は継続中で、FBIは死亡した銃撃犯トーマス・マシュー・クルックス容疑者(20)の動機をまだ特定できていない。 →続き

トランプ氏「イエス・キリストが開票すれば勝つ」

(2024年8月29日)
 共和党の大統領候補、ドナルド・トランプ前大統領は、もしイエス・キリストが票を数えたら、私は11月の選挙でカリフォルニア州で勝利するだろうと語った。
 トランプ氏は、「ドクター・フィル」の名で知られるテレビ心理学者のフィル・マクグロー氏とのインタビューで「民主党は違う戦い方をしている。バロットハーベスティング(投票用紙の回収)もあるが、投票用紙をいくつも手に入れる人々もいる。つまり、カリフォルニア州では、7枚も投票用紙を手にする人がいる」と述べた。 →続き

トランプ前大統領、関税引き上げ主張 エコノミストは効果に否定的

(2024年8月27日)
 トランプ大統領(当時)は2019年、国境を越えて押し寄せる大量の不法移民への報復として、メキシコ製品に壊滅的な関税を課すと脅した。
 メキシコ政府当局者はワシントンに駆けつけ、寛大な対応を求め、国境問題への対応を大幅に変更することと引き換えに、トランプ氏が関税の脅しを取り下げるという合意にこぎつけた。数カ月で国境問題はほぼ解決した。 →続き

バイデン氏、職権利用し家族に利益 下院議員が報告

(2024年8月25日)
 下院議員らによる報告書は、バイデン米大統領が弾劾に値する犯罪を犯したと結論付けた。その内容は、バイデン氏が自身の家族に国内外の有利なビジネス取引で得た数百万㌦を銀行に預ける手助けをし、その後、共謀し、証拠を隠蔽(いんぺい)して議会の調査を妨害したというものだ。
 下院の三つの委員会は19日、1年近くにわたる調査を経て、バイデン氏に対する調査結果を発表した。議員らが報告書を公表したのは、バイデン氏が民主党全国大会で歓迎を受けるわずか数時間前だった。バイデン氏は、自身に代わって大統領候補に指名されたカマラ・ハリス副大統領に民主党の主導権を譲り渡すことになる。 →続き

劣勢のトランプ氏、選挙戦巡り陣営分裂

(2024年8月22日)
 ドナルド・トランプ前大統領の支持者らは、大統領選までの最後の80日間でトランプ氏を勝利へと導く方程式は、偏向した主流メディアを打ち破ること、カマラ・ハリス大統領候補がバイデン大統領に仕えた副大統領であり、バイデン氏の失策(すなわち経済問題)に加担していることを有権者に思い出させることだと言う。
 トランプ氏は、突如として接戦へと追い込まれ、激戦州で劣勢に立たされ、従来の大げさで無分別な選挙戦のスタイルを抑えなければならないというプレッシャーにさらされている。トランプ氏はこの選挙戦スタイルで、共和党を支配し、全米で最も分断を招いた政治家となった、 →続き