政治


劣勢のトランプ氏、選挙戦巡り陣営分裂

(2024年8月22日)
 ドナルド・トランプ前大統領の支持者らは、大統領選までの最後の80日間でトランプ氏を勝利へと導く方程式は、偏向した主流メディアを打ち破ること、カマラ・ハリス大統領候補がバイデン大統領に仕えた副大統領であり、バイデン氏の失策(すなわち経済問題)に加担していることを有権者に思い出させることだと言う。
 トランプ氏は、突如として接戦へと追い込まれ、激戦州で劣勢に立たされ、従来の大げさで無分別な選挙戦のスタイルを抑えなければならないというプレッシャーにさらされている。トランプ氏はこの選挙戦スタイルで、共和党を支配し、全米で最も分断を招いた政治家となった、 →続き

「メディアハネムーン」主要3ネットワークは依然、民主候補に好意的

(2024年8月21日)
 偏向メディアは依然、民主党を支援している。
 保守系報道監視機関「ニュースバスターズ」の編集者リッチ・ノイズ氏は「ジョー・バイデン前大統領が4週間前に2024年大統領選から撤退して以来、リベラル系ネットワークは、後継者であるカマラ・ハリス副大統領に前例のないほど好意的な報道を続けてきた。ハリス氏の放送時間はドナルド・トランプ前大統領より66%も多いだけでなく、ハリス氏に関する報道は他のどの主要政党候補者よりも肯定的(84%)だ。その一方でトランプ氏の報道は、ほぼすべてが敵対的(89%が否定的)だ」と訴えた。 →続き

ラテン系有力団体がハリス氏支持を表明

(2024年8月13日)
 米国で最も古く、最大のラテンアメリカ市民連合(LULAC)は、大統領候補を支持しないという95年来の慣例を捨て、カマラ・ハリス副大統領支持を表明した。
 LULACの指導者らは、10日にラスベガスで開催されるハリス副大統領と副大統領候補のティム・ワルツ・ミネソタ州知事との選挙イベントに出席する。 →続き

トランプ氏銃撃の写真が人気 グッズの売れ行き好調

(2024年8月13日)
 【ハリスバーグ(ペンシルベニア州)】トランプ前大統領のこれまでの選挙集会では支持者の多くが、赤いMAGA(「米国を再び偉大に」)ぼうしや顔写真入りTシャツを身につけていたが、2024年選挙戦に欠かせないグッズとして、トランプ氏が銃撃を受けた後に拳を振り上げた写真が大人気だ。
 血まみれで、強気のトランプ氏が拳を振り上げ、背景に米国旗がはためく写真は、衣類、旗、マグカップなど、写真が印刷できるものなら何にでも使われている。 →続き

副大統領候補ワルツ氏は急進的な民主党員

(2024年8月11日)
 オンラインで正式に民主党大統領候補に決まった翌日、カマラ・ハリス副大統領は6日、ミネソタ州知事のティム・ワルツ氏を副大統領候補に選んだ。ハリス氏は最も無難な選択をした。
 もう一人の有力候補、ペンシルベニア州知事のジョシュ・シャピロ氏には、「民主主義を守る」党の目から見て、目に余る欠点があった。シャピロ氏はユダヤ人であり、同氏を選ぶことは党内で拡大しつつある親ハマス派をあおることになるからだ。 →続き

聖職者による性的虐待の被害者 カマラ・ハリス氏に怒り

(2024年8月10日)
 民主党のハリス大統領候補がサンフランシスコの地方検事として、カトリック聖職者による性的虐待の追及で大きな成果を挙げたと主張したことに対して事件の被害者らは激しく抗議した。
 聖職者による性的虐待の被害者であり、虐待を受けた人々の擁護者であるジョーイ・ピシテリ氏(69)は、ハリス氏が性犯罪者に厳しく対処してきたと主張したことを「でたらめ」と一蹴した。 →続き