国際


バイデン政権、アブラハム合意拡大に消極的

(2022年9月19日)
 バイデン政権は、トランプ政権の「アブラハム合意」を慎重ながらも受け入れ、イスラエルと主要アラブ国の間の外交関係樹立に取り組んできたが、イランの脅威に対して強まっていた連帯を生かして、この歴史的合意を強化するまたとないチャンスを逃した。
 トランプ大統領の特に重要な外交実績であるアブラハム合意から今週で2年を迎え、バイデン氏は、イランとの核合意の再建をめぐる厳しい交渉に注力する一方で、トランプ氏と補佐官らによるこの画期的な正常化合意の拡大には失敗したと指摘されている。 →続き

バイデン政権、アブラハム合意拡大に消極的

(2022年9月18日)
 バイデン政権は、トランプ政権の「アブラハム合意」を慎重ながらも受け入れ、イスラエルと主要アラブ国の間の外交関係樹立に取り組んできたが、イランの脅威に対して強まっていた連帯を生かして、この歴史的合意を強化するまたとないチャンスを逃した。
 トランプ大統領の特に重要な外交実績であるアブラハム合意から今週で2年を迎え、バイデン氏は、イランとの核合意の再建をめぐる厳しい交渉に注力する一方で、トランプ氏と補佐官らによるこの画期的な正常化合意の拡大には失敗したと指摘されている。 →続き

露、制裁で兵器製造に支障 ウクライナ侵攻で大量に消耗

(2022年9月12日)
 ロシア軍は、ウクライナ侵攻による装備の消耗が激しく、経済制裁によって西側からの電子部品などの輸入が困難になっていることから、ハイテク機器を含む兵器の調達に支障を来している。
 ジェームズタウン財団のロシア専門家、パベル・バエフ氏は、「侵攻開始から半年間の長距離ミサイルなどの消耗を、ロシアの軍需企業は十分に補う能力がない」と指摘した。 →続き

砲撃強化でロシア軍を押し返すウクライナ軍

(2022年9月5日)
 ウクライナ軍は6カ月に及ぶ戦争の流れを変え、大規模なロシアの侵攻軍を撃退することはできなかったかもしれない。だが、少なくとも戦場では峠を越えた可能性がある。
 当局者によると、ウクライナ軍は過去数カ月間、主要都市を攻撃から守る一方、南部と東部ではロシア軍に屈していたが、今は敵に戦いを挑んでいる。彼らはここ数日、占領下のヘルソン地域の前線で攻撃を開始した。これは南部での反撃の始まりかもしれないと分析されている。 →続き

大災害も懸念されるウクライナの原発に、国際査察官らが到着

(2022年9月4日)
 戦闘の最前線を越える険しく長々とした交渉があったものの、国際原子力機関(IAEA)のチーム14人は発電所施設に入った。地元当局は原子力の惨事が起きた場合、抗放射線のヨウ素錠剤を地元住民に配布するとしており、IAEAのラファエル・グロッシ事務局長は、査察チームが現場の初日に貴重なデータを収集でき、今後数日間でその評価をすると語った。
 IAEAのミッションは「この発電施設に留まることで、移動することではない。専門家数人とともに発電施→続き

中国、薬物対策で協力停止 過剰摂取の増加懸念

(2022年9月3日)
 中国が、米有力議員らの台湾訪問に抗議し、米国との薬物対策での協力を停止したことで、中国が供給しているフェンタニルの過剰摂取による死者が急増するのではないかという懸念が強まっている。
 2国間協議の停止は8月5日に発表され、米国の現・元高官らが、メキシコのカルテルによる米国への薬物密輸が増加すると警告を発している。カルテルは、中国の犯罪組織と協力し、薬物の原料となるフェンタニルなどの違法薬物を密輸している。 →続き

同時テロ再発も ポンペオ氏が警告-アフガン撤収1年

(2022年8月31日)
 ポンペオ前米国務長官は、1年前のアフガニスタンからの米軍撤収についてバイデン政権の不手際を非難、米国が2001年の同時多発テロのような攻撃を再び受ける可能性があると警告した。
 ポンペオ氏は28日、ラジオのトークショーで、「20年余り前に起きたニューヨークのような攻撃を受けることもあり得る。今、1年前よりアフガンから攻撃を受ける可能性が高まっている」と述べた。 →続き