国際


ハマス支持団体が学生抗議デモを主導―調査

(2024年5月2日)
 パレスチナ自治区ガザへのイスラエル攻撃に反対する学生抗議デモを支えている団体のほとんどは、テロ組織ハマスの支持者であり、その一部は、少なくとも間接的に左翼の富裕層から資金援助を受けている。
 非営利団体を分析するキャピタル・リサーチ・センター(CRC)が近々発表する分析によると、大学キャンパスで相次いでいる抗議デモを推進している団体の大半は、イスラエルの破壊とユダヤ人の殺害を目的とするハマスの隠れ蓑として活動していることが分かった。 →続き

米軍、フィリピンに新型長距離ミサイル配備 中国の主要都市射程に

(2024年4月21日)
 米陸軍は、フィリピンに長距離攻撃能力を持つ新型ミサイルシステムを配備した。米国がこの種のシステムを配備するのは、2019年に中距離核戦力(INF)全廃条約が失効して以来初めて。
 米太平洋陸軍のチャールズ・フリン司令官は、この新型システムの配備は「歴史的」であり、複雑で困難な環境に対処するために陸軍が変革を続けていることを明確に示していると述べた。 →続き

バイデン政権、イラン報復阻止に失敗 中国への影響懸念

(2024年4月18日)
 バイデン政権は、イランがイスラエルへの大規模な軍事攻撃を準備していることを数日前から知っていたが、それを阻止することはできなかった。
 これは、過去2年間の外交重視政策の2度目の失敗だ。いずれのケースでも、差し迫った攻撃を事前に警告したにもかかわらず、深刻な地域紛争を抑止できなかった。 →続き

性転換治療「根拠乏しい」―英で衝撃の報告

(2024年4月15日)
 未成年者のトランスジェンダー「治療」に関して英「国民保健サービス(NHS)」の委託を受けて4年をかけて行われた調査の結果が発表された。報告は、子供や10代後半の若者への性別移行薬・手術による治療の効果を裏付ける証拠は「著しく弱い」としており、若者への「性別適合(性転換)治療・手術」に警鐘を鳴らしている。近年、活況を呈している「性別適合治療」産業にとっては大きな打撃だ。
 調査は、小児科医のヒラリー・キャス氏の監修で行われた。これまで発表された性別適合に関する研究は「質が低い」と指摘するとともに、ほとんどの若者にとって「医学的な治療は性別に関連する苦痛を管理する最良の方法ではない」と結論づけている。 →続き

台湾が中国の選挙介入を警告

(2024年4月13日)
 台湾政府は、中国が悪質な情報工作に成功しているのは、支持者一人一人に直接接触できる「現地協力者」のおかげであり、このようなことは新しいハイテクツールであってもできないと警告している。
 台湾政府と市民団体は、激戦となった1月の選挙前に、中国から有権者を誘導するためのデジタル攻撃を受けたと主張している。 →続き

性転換は人間の尊厳の侵害 バチカンが新文書

(2024年4月11日)
  ローマ教皇庁(バチカン)は8日、性転換手術と代理出産は人間の尊厳に対する重大な侵害であり、中絶や安楽死と同様、人間の生命に対する神の計画を否定する行為だと表明した。
 「ディグニタス・インフィニタ(Dignitas Infinita、無限の尊厳)」と題された20ページに及ぶ文書で教理省はさらに、安楽死と自殺幇助をも否定し、「人間の尊厳を侵害する特殊なケース」と呼んだ。 →続き

「ハバナ症候群」にロシア関与か 米高官らが脳に損傷

(2024年4月9日)
 ロシアが新型のビーム兵器を秘密裏に使用し、多数の米外交官や情報機関関係者に脳損傷を負わせたと報じられたことを受けて、米情報機関はこれらを深刻にとらえなかったと非難されている。
 国家情報長官室(ODNI)は先月の年次脅威評価報告で、ほとんどの米情報機関は、米政府関係者が脳損傷を負うなどした「ハバナ症候群」と呼ばれる不可解な症状について、「外国の敵が原因である可能性は極めて低い」と結論づけた。 →続き