国際


テロへの資金提供を停止せよ

(2023年10月28日)
 人類が歩んできた歴史の道筋が一筋縄でいくことはほとんどない。しかし、罪のない人々を殺した敵に報酬を与えることを拒否することは、悲しいことにわが国政府が見落としている基本的な原則である。
 バイデン大統領は、パレスチナの人々への援助を許可することで、イスラエルに戦争を仕掛けているテロ組織ハマスに資金が流れないようにすることを怠った。 →続き

ペンス氏、人質解放へガザへ米軍を派遣すべし

(2023年10月24日)
 共和党の大統領候補マイク・ペンス前副大統領は22日、もし私がホワイトハウスにいたら、イスラム組織ハマスの手から米国人の人質を解放するためにガザ地区に軍隊を派遣すると述べた。
 ペンス氏はNBCの「ミート・ザ・プレス」で「ガザでは血に飢えたテロリストに米国民が捕らえられている。もし私が合衆国大統領だったら、統合特殊作戦軍に、世界で最も人質救出を得意とするデルタフォースや海軍のシールズを派遣するよう命じる」と語った。 →続き

米国の弱腰の外交政策がイスラエルの惨状を招く

(2023年10月20日)
 7日朝、1500人以上のイスラム過激派がイスラエル国境を越えて押し寄せ、無防備に音楽祭を楽しんでいた人々や静かな田舎町の住民に苦しみと死をもたらした。この卑劣な攻撃の残忍さは世界に衝撃を与えた。
 12月にイエメンで放映されたビデオの中で、ハマスの創設者の一人であるマフムード・アル・ザハル氏は、自らの組織の目標は、イスラエルによるパレスチナ人の扱いに対する報復を与えることだけにとどまらないと説明した。 →続き

ハマス・イラン、SNSで反イスラエル宣伝戦

(2023年10月19日)
 1400人以上のイスラエル人を殺害し、199人の人質を捕らえた10月7日の残忍な襲撃を実行したイスラム組織ハマスのテロリストに対するイスラエルの攻撃は「虐殺」であり、「弁解の余地のない戦争犯罪」であり「自衛をはるかに超えている」とされている。
 国連のマーティン・グリフィス事務次長(人道問題担当)は16日、「歴史は見ている」と述べるとともに、ガザへの本格的な地上侵攻を検討しているイスラエルに、よく考えるよう警告した。専門家らは、侵攻は近年の人類史上まれに見る規模の人道的苦痛をもたらすだろうと主張する。 →続き

イスラエルがガザ攻撃 中国の台湾侵攻へ懸念高まる

(2023年10月13日)
 米国の議会指導者と安全保障アナリストらによれば、アジア太平洋地域外で二つ目の紛争が発生したことで、この地域への西側の関心が弱まり、中国が台湾に対する軍事作戦を開始する可能性が高まるのではないかという懸念が高まっている。
 台湾海峡の緊張は依然として高く、中国は台湾を数年以内に占領すると宣言している。 →続き

中国、世界の物流へ支配拡大 米議会が国防総省に調査要求へ

(2023年10月9日)
 米連邦議会で、中国による世界の物流ネットワーク支配の危険性について、年内に議会に報告するよう国防総省に義務づける法案が検討されている。中国による物流への支配が強まれば、将来、米中が対立したり、紛争が発生した場合に米軍への補給に影響を及ぼす可能性がある、
 上院軍事委員会は、2024年度国防権限法案の中で、中国による物流・データネットワークへの支配は国家安全保障上の脅威だと指摘した。 →続き

戦闘疲れか ウクライナ支援で欧米の団結に亀裂

(2023年10月6日)
 ウクライナは依然、自国の領土深くにまで侵入した世界最大の軍隊の一つをにらみつけている。しかし、長期的には同様に危険な別の敵に直面することになりそうだ。西洋の決意の弱体化だ。
 ロシア高官は2日、米国と北大西洋条約機構(NATO)はウクライナ「疲れ」に苦しみ始めているとの見方を示した。というのも大西洋の両側の国々の国内政治が、これまでウクライナを戦闘で生かし続けてきた安定した経済的、軍事的支援の、ゆっくりとした侵食への扉を開くことになるかもしれないからだ。クレムリンからのそのような非難は新しいものではない。プーチン大統領は、時間とともに最終的には西側の同盟国にひびが入り、徐々にウクライナを放棄するとの推測に基づいてウクライナ攻撃を行った。→続き