国際


中国がAI規制、共産主義体制への奉仕義務付け

(2023年8月21日)
 中国は15日、人工知能(AI)サービス企業に対し、共産主義体制を支持し、技術が国家権力を破壊することを防止するよう求める新たな暫定規則を施行した。
 この規則は、中国の習近平国家主席の下で、安全保障の強化が重視されていることを示すもので、技術や情報が共産党の支配に対する脅威にならないよう規制するものだ。 →続き

米議員、中露海軍を非難 アラスカ近海で合同パトロール

(2023年8月16日)
 中国とロシアの海軍が最近、アラスカ沖の海域に軍艦11隻を派遣したことを受け、アラスカ州選出の上院議員は中露による「侵略」と非難した。
 米防衛当局者は、米海軍が4隻の駆逐艦と魚雷を装備したP8哨戒機を派遣、中露の軍艦を追跡したと述べた。これら軍艦は、日本近海で合同軍事演習を行ったばかりだ。 →続き

麻生氏、台湾防衛で「戦う覚悟」 中国は反発

(2023年8月15日)
 【ソウル】中国が台湾に対して軍事的な動きを見せた場合、日本はどう対応するかという、恐らく今日の日本の外交政策でも特に差し迫った問題に関して、発言と現実とが大きくかけ離れている。
 日本の保守派の国会議員らは、台湾防衛に積極的に取り組むことを要求しているが、政府高官はあまり積極的でない。 →続き

バイデン氏の無策と中国の悪意

(2023年8月12日)
 中国の米国に対する影に隠れた敵意は見逃せない。しかしバイデン大統領は、あたかもこのアジアの巨人が、『アメリカン・ニンジャ・ウォリアー』(日本のテレビ番組『SASUKE』の米国版)に出てくる俊敏なライバルの地政学版にすぎないかのように振る舞っている。
 バイデン氏が中国の意図をより明確に把握しない限り、米国は後れを取ることになりかねない。 →続き

ロシア国防相が訪朝、弾薬不足で支援要請か

(2023年8月3日)
 【ソウル】ロシアのショイグ国防相が先週、異例の北朝鮮訪問を行ったのは、同盟関係が良好だからではなく、ウクライナでの戦争に対してロシア政府内で悲観的な見方が強まってからだと米政府高官らは指摘した。
 一方、中国は北朝鮮に対し慎重な姿勢を取り、北朝鮮の朝鮮戦争終結70周年を祝うために低レベルの代表団を派遣した。中国はそれ以来、「パートナー」国のロシアに武器を提供しないという方針を強めている。 →続き

ニジェールでクーデター、米国は周辺地域への影響懸念

(2023年8月1日)
 ニジェールの混乱と政変は、米国の敵対勢力に大きなチャンスを与え、アフリカ全域での米国のテロ対策任務を危うくする可能性がある。首都ニアメーで展開中の軍事クーデターに西側はなす術がなく、バイデン政権には選択肢がほとんどない。
 テキサス州ほどの大きさのアフリカ中央部のこの国は、米国ではあまり知られておらず、政策議論が行われることもない。だが、アフリカ大陸での影響力と同盟国をめぐる大国の戦略では非常に大きな役割を果たしている。選挙で選出されたモハメド・バズム大統領が解任されたとみられ、これが、この地域での米国など西側諸国の利益にならないことは間違いない。 →続き