ポリシー


最高裁、政府によるソーシャルメディアへの干渉を容認か

(2024年3月24日)
 最高裁判事は18日、反対意見を黙らせるよう政府がソーシャルメディア企業に密かに圧力をかけることを容認する方向に傾いたようだ。当局には、政府が抱える問題についてソーシャルメディアを説得する権利があると主張した。
 連邦当局者は、新型コロナの感染拡大や選挙不正に関して、不当と考える訴えに懸命に対処してきた。また、ソーシャルメディアユーザーと共和党主導の2州は、連邦政府が一線を越え、従わなければ大変な結果を招くと脅したと主張している。問題は、このような状況の中で発生した。 →続き

米中が共有する生成AIへの懸念

(2024年3月23日)
 中国共産党政権は、米国での議論を反映し、急成長する生成AI(人工知能)を規制する措置を講じる。この強力な新ツールが生成した情報にラベルを付け、制限する規則の施行計画を発表した。
 中国サイバースペース管理局は15日、この規則の施行には、AIが作成したコンテンツに明確な表示をすること、承認なく作成されたインターネットニュースや情報を取り締まること、規制当局が虚偽と判断した情報を新たに取り締まることが含まれることを明らかにした。 →続き

中国の「人の心を読む」技術開発に警鐘

(2024年3月11日)
 民主党下院議員が7日、中国が人の心を読み取る技術を開発しようとしていると警告した。
 ラジャ・クリシュナムルティ下院議員は、中国に関する下院特別委員会で、中国で人体実験が行われていると主張。米国民はこれを深刻に受け止めるべきだと訴えた。同氏によれば、中国の科学者は、生物学的に強化された兵士を作り出すためにさまざまな研究を行っており、人の心を操る実験まで行っているという。 →続き

中国サイバー企業の情報が流出 ハッカーの手口など暴露

(2024年3月4日)
 中国企業のハッキングツールが公になり、米国家安全保障局(NSA)の最上級アナリストら、世界トップクラスのサイバーセキュリティー専門家を驚かせている。
 中国政府系のセキュリティー企業、安洵信息(I-Soon)の大量の文書、画像、メッセージが2月突然、プログラム共有サイト「ギットハブ」のソフトウェア開発プラットフォームにアップロードされ、中国政府が雇うハッカー集団の内情をのぞき見ることができるという前代未聞の出来事が起きている。 →続き

マスク氏のスターリンクを狙うロシアの対衛星核兵器の脅威

(2024年3月3日)
 イーロン・マスク氏の企業が運営する衛星通信サービス「スターリンク」は、ロシアのウクライナ侵攻を遅らせる上で極めて重要な役割を果たし、2022年初頭にウクライナ政府を完全崩壊から救うのに貢献した。
 まさにこれらの衛星が、競争を公平にして優位性を無力化しようとするロシア政府の決意を固くした可能性がある。 →続き

直ちに補給能力強化を 太平洋艦隊司令官が警鐘

(2024年3月2日)
 太平洋艦隊司令官は、中国との戦争の危険性が高まり、太平洋に展開する部隊に武器などの支援を補給するための能力を直ちに強化する必要が高まっていると訴えた。
 インド太平洋軍司令官への昇格が予定されているパパロ海軍大将は、最近の演説で、兵站(軍事作戦を維持するために使用される船舶、航空機、その他のシステム)は「厳しい状況」にあると述べた。 →続き

対話型AIに人種的偏見か 白人画像の表示を拒否

(2024年2月28日)
 グーグルのAI(人工知能)が、歴史に関して不正確な情報を表示し、白人の画像の表示を拒否したことを受けて同社が謝罪したことで、大手IT企業の他のAIでも人種的偏見がプログラムされているのではないかという懸念が高まっている。
 グーグルが開発した対話型AI「ジェミニ」は、人間のようなやり取りを生成する能力を持つことで知られている。しかし、こうしたやり取りは、質問の文脈、使用言語、AIを教えるために採用されたトレーニング素材によって異なる可能性がある。 →続き