ポリシー


AI導入模索する情報機関 技術の暴走に懸念も

(2023年7月19日)
 米国の情報機関は、将来に備え、分析官やスパイ全員が、伝統的な技術やノウハウに頼るのではなく、人工知能(AI)を生かして職務をこなせるようにする準備を進めている。
 国家情報長官(DNI)室のレイチェル・グランスパン氏によると、情報機関の指導部は「AIファースト」の計画のもとで、幹部から下級職員まで全員がAIを活用できるようにすることを目指している。 →続き

多くの命を奪う国境危機

(2023年7月13日)
 毎日6500件以上の不法越境があり、バイデン大統領の国境危機に現体制は対応し切れていない。新しいデータによれば、5月に不法に米国とメキシコの国境を越えようとして逮捕された移民は20万4561人であり、ホワイトハウスの「不法な国境越えは激減した」という主張とは完全に矛盾している。
 5月の不法入国者数は、過去22年間で2番目に多い。この現状を否定することは不可能だ。 →続き

AIによる「人類滅亡」阻止へチームーオープンAI

(2023年7月11日)
 米振興IT企業オープンAIは、成長を続ける人工知能(AI)技術が暴走し、人類滅亡に拍車をかけることを防ぐためのチームを編成する。
 人気の対話型AI「チャットGPT」を手掛けるオープンAIは、AIは、世界のさまざまな課題の解決に役立つ新たなスーパーインテリジェンス(超知能、人間の能力を超えた人工知能)を生み出し、人類が発明した中で最も重要な技術になると主張している。 →続き

米国人の過半数がメキシコ麻薬カルテルとの戦争を支持

(2023年6月24日)
 米国人は、麻薬や不法移民を米国に送り込んでいる麻薬密輸カルテルに対抗するため、メキシコへの直接的な軍事介入に予想以上の意欲を示している。
 今月の世論調査によると、米国人の61%が 「メキシコのカルテルと戦う」ために軍を派遣することを支持している。5月に発表された世論調査では、米国人の53%が 「メキシコ国内への米軍の人員と資産の配備」を支持していた。 →続き

バイデン氏の失態、立ち上がるテキサス州

(2023年6月21日)
 米国を襲うメキシコの麻薬カルテルに対し、ついに当局が行動を起こした。しかし、国土の防衛に乗り出したのは、ワシントンの連邦政府ではなく、テキサス州の責任感の強い議員らだ。
 バイデン大統領は国家安全保障の最高責任者のふりをしてきたが、失敗が明らかになり、真の姿を隠すことができなくなった。 →続き

米国は、より優れた極超音速ミサイルの開発に時間をかける

(2023年6月17日)
 待望の極超音速兵器の戦場デビューは大失敗に終わったが、専門家によれば、それは技術上の根本的な問題よりも、誰が引き金を引いたかに大きく関係している。
 ロシアの極超音速ミサイル「キンジャル」は、ウクライナの標的への命中に何度も失敗している。多くの場合、ウクライナ軍が配備している効果が実証済みの米国製パトリオット・ミサイルの砲列に迎撃されている。 →続き

北朝鮮のサイバー攻撃、情報当局者に偽メール 政府が新戦略策定へ

(2023年6月7日)
 北朝鮮の秘密サイバー攻撃リストの詳細が米国で拡散し、情報機関の現元当局者、メディア幹部、国家安全保障専門家らが攻撃対象となっていることが明らかになった。連邦捜査局(FBI)、国家安全保障局(NSA)、国務省は、北朝鮮の「スピアフィッシング(標的型メール攻撃)」の脅威に対抗するため、新しいサイバー戦略を策定しようとしている。
 ワシントン・タイムズ紙による10人以上の現元国家安全保障当局者へのインタビューで、北朝鮮情報機関と結びついたハッカーが偽の電子メールアカウントを使って米当局者になりすまし、接触していたことが明らかになった。安全保障政策や核拡散に関する機密情報を持つ当局者が標的になっているという。 →続き