ポリシー


中国、好待遇で米科学者を引き抜き 狙いは先端技術の窃取

(2023年11月18日)
 ワシントン・タイムズの調査から、中国が14億㌦以上を投じて研究所を設立し、米ロスアラモス国立研究所から引き抜いた科学者らに運営させていることが明らかになった。米国の科学者を雇用し、先端技術を獲得するための取り組みの一環だ。
 この研究所は中国浙江省寧波市の東方理工高等研究院(EIAS)。同市で設立が計画されている東方技術学院(EIT)の前身とEIASのサイトでは説明されている。EIASは、中国が独自に生み出すことのできない最先端技術を獲得するため、米国の科学者らに100万㌦もの給料を支払い、さまざまな便宜を図っている。 →続き

「米防衛産業は顧客が必要」戦費調達でバイデン氏

(2023年11月11日)
 バイデン大統領と共和党上層部は、外国の戦争にさらに1060億㌦の支出を求め、米国民を説得しようと、「米防衛産業は顧客を必要としている」という政治的アプローチを採用した。
 ミッチ・マコネル上院院内総務(共和、ケンタッキー州)は先週、民主主義陣営の武器庫がさび付いていると警告、中国とイランという敵国があることを考えれば、ウクライナへの武器輸出は軍需工場を再び活気づかせる良い方法だと同僚に語った。 →続き

生成AIに悪用リスク 国防総省が指摘

(2023年11月8日)
 国防総省の当局者によれば、強力な人工知能(AI)モデルは、一般に考えられているよりも悪用されやすく、軍に生成AIツールを本格的に取り入れる用意は今のところない。
 国防高等研究計画局(DARPA)で、セキュリティー上の制約を破り、大規模言語モデル(LLM)と呼ばれる複雑なアルゴリズムを調査した結果、ここから派生した技術に危険性があることが明らかになったという。DARPAのプログラムの責任者、アルバロ・バレスケス氏が明らかにした。 →続き

ジョンソン下院議長、歳出超過解消への希望を提示

(2023年11月4日)
 新たな下院議長は、連邦政府の浪費を抑制する使命を担っている。このことは、ドルの価値低下に対する国民の反発の高まりと相まって、バイデン大統領と浪費癖のある側近たちに、次の痛烈な一言で警鐘を鳴らすことを予感させる。「もうたくさんだ」
 ルイジアナ州選出のマイク・ジョンソン議員が先週、下院議長の座に就いたことは、同職を解任された共和党のケビン・マッカーシー議員の後任を巡る疲弊した闘いの集大成だった。ジョンソン議員は、国家の壊れた予算編成プロセスを修復するという楽観的な見通しをもたらしたが、これが単なる希望的観測にすぎないかどうかは、あと数週間もすれば分かるだろう。 →続き

外国技術への監視、中国が先行 元CIA職員が警告

(2023年10月29日)
 元中央情報局(CIA)職員のウィリアム・ハナス氏によると、米政府の外国技術の監視は不十分で、中国にはるかに後れを取っている。
 現在、ジョージタウン大学のアナリストであるハナス氏は下院議員らに対し、外国が科学技術をどの程度獲得しているかに関する情報機関の取り組みは悲惨な状況にあると語った。 →続き