予備選で反トランプ議員に大量の刺客
(2021年8月6日)

Rep. Liz Cheney, R-Wyo., the House Republican Conference chair, speaks with reporters following a GOP strategy session on Capitol Hill in Washington, Tuesday, April 20, 2021. (AP Photo/J. Scott Applewhite)
ドナルド・トランプ前大統領を敵に回した共和党下院議員に対抗する、2022年予備選での対抗馬が増えているが、その動きは、トランプ氏の名誉挽回を求めることで大きく活気づいている。
トランプ氏は、1月の弾劾に賛成票を投じ、2020年の選挙が不正にまみれていたという同氏の主張に異議を唱えた10人の共和党下院議員への攻撃を支援している。
トランプ氏の弾劾に賛成票を投じた10人の共和党員のうち9人には、少なくとも1人の親トランプ派の予備選対抗馬がいる。例外は、下院ニューヨーク州第24区のジョン・カトコ議員で、トランプ氏がシラキュース地区での対抗馬を支援すると申し出たにもかかわらず、今のところそれに応えた者はいない。バイデン大統領はこの地区で10ポイント差を付けていた。
他の九つの選挙区で対抗者が現れたことは、トランプ氏に同調する者とエスタブリッシュメントに基盤を置く者との間に依然として共和党内の溝があることを反映している。
反トランプ派の候補者の多くは生き残るだろうと、中間選挙を注視している下院共和党議員の側近は述べた。一方で、現職議員には、油断は禁物だと注意を促している。
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