マッカーシー院内総務、下院議長目指すも、党内からは不満や中傷

(2021年12月3日)

2021年11月18日(木)、ワシントンの連邦議会議事堂で、民主党の拡大社会環境法案の審議中に下院議場で発言する下院少数派のケビン・マッカーシー(カリフォルニア州)。(House Television via AP)


 フロリダ州のマット・ゲーツ下院議員は、来年の中間選挙で下院の議席が逆転し、共和党が多数派を獲得した場合、ドナルド・トランプ前大統領を下院議長に指名することを目指している。これは、ケビン・マッカーシー下院共和党院内総務の昇格をまだ受け入れていない共和党議員グループがあることを示している。

 共和党のマージョリー・テイラー・グリーン下院議員(ジョージア州)も、マッカーシー氏のリーダーとしての資質に疑問を呈している。グリーン氏は、マッカーシー氏が党内をまとめきれず、バイデン大統領に対抗できていないとして不満を持っている。

 反トランプで知られるリズ・チェイニー下院議員(共和、ワイオミング州)も、再選されてもマッカーシー氏を支持しないと明言、マッカーシー氏は親トランプ派内からも攻撃を受けている。

 しかし、共和党関係者によると、中間選挙で共和党が多数派になれば、マッカーシー氏は下院議長に最も近い位置にいる。

 2006年に初当選したマッカーシー氏は、資金調達の強者であり、前回の選挙では予想に反して民主党の議席を11議席奪い、下院共和党会議の意見をほぼ一致させた。

 
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