2024年はブティジェグ?バイデン大統領に取って代われるか
(2022年4月6日)

2021年6月25日(金)、ワシントンのホワイトハウスのイーストルームで行われたプライド月間を記念するイベントで、ピート・バティギーグ運輸長官と握手するジョー・バイデン大統領。(AP Photo/Evan Vucci)
運輸長官を務めて大統領になった人物は出ていないが、運が良ければピート・ブティジェグ氏によってジンクスが変わるかもしれない。
大方の見方ではバイデン大統領が2期目を続投しなければ、カマラ・ハリス副大統領が2024年の大統領選挙で民主党候補に最適だ。しかしブティジェグ氏という選択肢が出てきた。
と言うのも40歳のブティジェグ氏は、1兆ドル相当のインフラ関連支出という、広く支持され、超党派の賛同を得た政策の表の顔になり、その政治的手腕と説得能力を披露できる大舞台に恵まれているからだ。都市部の空港整備や、地方のブロードバンド・インターネットアクセスの拡充といった喜ばしい材料を、米国の隅々に提供しているからだ。
ブティジェグ氏はインフラ関連法が定めた5,000億ドルもの新規支出を直接担当し、残りの資金もこれまでに割り当てられながら使われなかった予算から改めて割り振られている。
セントアンセルム大学ニューハンプシャー政治研究所のニール・レベスク常務理事は語る。 「今後の一年間、ブティジェグ氏は全国各地で行われるリボンカッティング行事の名士になるだろう。」
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