ハッチ上院議員死去、党派を超えた保守派

(2022年5月2日)

2016年4月23日(土)、ソルトレイクシティで開催されたユタ州共和党2016年指名大会で演説するオリン・ハッチ上院議員(ユタ州選出)。40年以上にわたってユタ州を代表し、史上最長の共和党上院議員となったハッチ氏は、2022年4月23日(土)、88歳で死去した。(AP写真/リック・ボウマー、ファイル)


 1993年、クリントン大統領が宗教の自由のための画期的な法案に署名したとき、そのすぐ後ろにオリン・ハッチ氏が立っていた。

 ユタ州出身のモルモン教徒のハッチ上院議員は、ブルックリン出身のチャールズ・シューマー下院議員(民主)と組んで、この法案を成立させた。この法案は、連邦政府が礼拝所に対して乱暴な振る舞いをすることに対する重要な歯止めとなった。

 その数年後、ハッチ氏は、民主党のリベラル派の象徴であるエドワード・ケネディ上院議員(マサチューセッツ州)と手を組み、子供健康保険プログラムを成立させ、何千万人もの子供に保険を提供することに成功した。

 また、同じくリベラル派のヘンリー・ワックスマン下院議員(カリフォルニア州)とも連携し、現代のジェネリック医薬品産業の確立や、タバコの箱に初めて健康上の警告を表示することに成功した。

 今では上院議員、特にハッチ氏のような激しい保守派の議員が、このような協力関係を築きたいと思うとは考えにくいし、したとしても成功することはないだろう。

 
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