オハイオ州上院予備選で試されるトランプ氏の影響力
(2022年5月7日)

2022年3月28日(月)、オハイオ州ウィルバーフォースのセントラル州立大学で行われた他の共和党員との討論会の後、記者団に話すオハイオ州上院の空席に立候補した共和党員、J・D・バンス氏。(AP Photo/Paul Vernon)
ドナルド・トランプ前大統領の共和党に対する影響力が、3日のオハイオ州上院予備選挙で試される。トランプ氏の直前の支持表明によって、一時は低迷していたJ.D.バンス候補がトップ争いに躍り出ている。
ベストセラー「ヒルビリー・エレジー」の著者、バンス氏は、世論調査で前州財務長官ジョシュ・マンデル氏の後塵を拝していたが、共和党候補7人の中で確固たる地位を占め、いくつかの著名人の推薦を獲得している。
4月、トランプ氏がバンス氏を上院議員候補として支援すると発表すると、バンス氏の政治的将来はかなり明るくなった。トランプ氏は、2016年と2020年の選挙で約8ポイント差でオハイオ州を制しており、依然、共和党から強い支持を得ている。
FOXニュースが実施した世論調査とバンス氏の政治活動委員会(PAC)が実施した世論調査では、トランプ氏の支持がバンス氏を後押ししているように見える。
FOXニュースの世論調査では、マンデル氏を支持する有権者が18%であるのに対し、バンス氏は予備選挙で初めて23%を獲得し、リードしていることが明らかになった。
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