中国軍トップ、急激な核増強は「適切」と主張

(2022年6月21日)

2022年6月12日(日)、シンガポールで開催されたアジアの年次防衛・安全保障フォーラム「第19回国際戦略研究所(IISS)シャングリラ・ダイアローグ」の全体会議で発言する中国の魏鳳和国防相。(AP写真/Danial Hakim)


 中国の魏鳳和国防相は今週、人民解放軍(PLA)が核兵器を増強していることを認めたが、米国の戦略軍司令官が1960年代のソ連に匹敵する「戦略的ブレイクアウト(爆発的増強)」と呼んだ点については否定的な見方を示した。

 PLAの魏鳳和上将は、核兵器で長い間、米ロの後塵を拝していた中国が、西部に推定350基の多弾頭大陸間弾道ミサイル(ICBM)「東風41(DF41)」を配備するなど、核の増強を急速に進めているという報道について、中国当局者として初めて言及した。米国は核兵器の増強に懸念を抱いているが、魏氏は核兵器の増強は正常だと主張した。

 魏氏はシンガポールで記者団に、「中国は適度で適切なレベルで核戦力を開発している。つまり、戦争という大惨事、特に核戦争という大惨事を回避するために、国の安全を守ることができるということだ」と述べた。

 米戦略軍チャールズ・リチャード司令官は、中国の核兵器増強について爆発的と指摘、警鐘を鳴らしている。2021年8月、リチャード氏は中国が「戦略的ブレイクアウト」、つまり核戦力の異常で、大規模で、急速な増強を目指していると述べた。

 
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