トランプ氏、間もなく大統領選出馬を表明か、党内の一部は延期要請
By Susan Ferrechio – The Washington Times – Friday, November 11, 2022
フロリダ州ジャクソンビル-ドナルド・トランプ前大統領は、2024年の大統領選出馬計画の発表を、上院の支配権が決定するまで延期するよう側近らから促されたにもかかわらず、来週、発表すると述べた。
トランプ氏の「特別な発表」が、パームビーチにあるマール・ア・ラーゴの別荘で15日午後9時に行われる予定だ。
ここで、2024年の大統領選への出馬を表明するとみられている。そうなれば、ジョージア州の上院選が終わるまで待つようにという多くの顧問や元側近の忠告に逆らうことになる。
ジョージア州の選挙戦は、民主党現職のラファエル・ウォーノック氏と共和党のハーシェル・ウォーカー氏による一騎打ちとなっている。その結果で、上院の過半数をどちらの政党が支配するかが決まることになりそうだ。
トランプ氏の出馬表明によって、ウォーカー氏の勝利が難しくなる可能性があると一部の共和党員は懸念しており、選挙に勝つことに焦点を当てたいと考えている。
元大統領報道官のケイリー・マケナニー氏はFOXニュースで「共和党のエネルギーはバイデン氏のアジェンダを停止させることに向ける必要があり、それはそのままジョージア州に影響を及ぼす可能性がある」と述べた。
トランプ氏は、早期に出馬表明することで、共和党の予備選を勝利できると考えているのかもしれない。
トランプ氏はライバルとなりうる人物への批判を始めている。10日にはフロリダ州のロン・デサンティス知事、11日朝にはバージニア州のグレン・ヤンキン知事について暴言を吐いた。トランプ氏は、彼らが選挙に勝てたのは自身のおかげだと主張。2018年の選挙では連邦警察を送り込んで票の集計を阻止し、そのおかげでデサンティス氏は僅差で勝利できたと主張した。