マッカーシー議員、自分が下院議長になれないと、「政府追求の能力が停滞する」と警告

(2022年12月8日)

2022年11月29日(火)、ワシントンのホワイトハウスで行われたジョー・バイデン大統領と議会指導者の会談の後、西棟の外で報道陣と話すために到着したカリフォルニア州のケビン・マッカーシー下院少数派指導者(House Minority Leader)。(AP写真/Andrew Harnik)

By Ramsey Touchberry – The Washington Times – Sunday, December 4, 2022

 下院共和党の指導者ケビン・マッカーシー議員は日曜日、共和党の同僚議員たちに電波を通じてメッセージを伝え、彼が下院議長に選出されなければ、「政府を追求する能力が停滞する」と警告した。

 マッカーシー議員(カリフォルニア州、共和党)は、共和党が下院の主導権を握ることになる一月に、議長職を確定できる十分な票を集めるのに苦労している。超保守派の反対に直面しているからだ。

 「同僚議員たちが歩調をひとつにできなければ、国境の安全確保能力を先送りしてしまう、エネルギーの独立性を維持するのが遅れる、八万七千人の合衆国内国歳入庁(IRS)の徴税役人を解雇するのが先送りされる、要するに政府を追求する能力を停滞させてしまう。」こうした大胆発言をマッカーシー議員は、「フォックスニュース」の「日曜の朝、未来を語る」番組でマリア・バルティロモさんに訴えた。「それが一件落着するまでは(政府追及のための)召喚状もありえない。」

 共和党は下院で、僅かの議席差ながら過半数を制したときに、バイデン政権への一連の調査案件を準備している。

 マッカーシー議員は、ナンシー・ペロシ下院議長に取って代わるのに必要な218票をしっかり固めたい。同議員は先月行われた非公開会議で、下院共和党から議長候補に指名されたが、その過程で、マット・ゲーツ議員(フロリダ州)とアンディ・ビッグス議員(アリゾナ州)などが、マッカーシー議員の適格性に疑念を投げかけたのだ。

 「目下、そのために我々が向かうべき統治能力を停滞させていると思う」、マッカーシー議員は指摘した。「だから皆が連帯して、一緒に統治できる方法を模索したいものだ。それはアメリカ国民が望んでいることでもある。さもなければ我々は議会での過半数を無駄にしてしまうだろう。」

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