共和有力候補、このままでは大統領選も「負ける」

(2023年8月8日)

2022年11月7日、中間選挙前の期日前投票最終日、クランストンの投票所から外に出る男性。(AP Photo/David Goldman, File)

By Jennifer Harper – The Washington Times – Sunday, August 6, 2023

 2024年の大統領選挙まであと456日。2024年11月5日にバイデン大統領との対決に臨もうとしている共和党候補らは、すでに大一番に向けた戦略を表明している。

 有力候補の実業家ビベック・ラマスワミ氏もそのうちの1人だ。現在、ドナルド・トランプ前大統領、フロリダ州のロン・デサンティス知事に次いで人気第3位だ。

 ラマスワミ氏は、ワシントン・タイムズに提示した文書で、共和党支持者に次のようにアドバイスした。

 「2024年に大勝するための秘訣がある。バイデン大統領について語るのをやめて、私たち自身のビジョンについて語り始めることだ。バイデン氏が国を掌握すらできていないというのは残念だが、事実だ。今実際に政府を運営しているのは、私たちが政府を運営するために選んだ人々ではない。実際に国を動かしているのは、政府の奥深くにいる管理職クラスだ。私は、これらの政府機関を閉鎖する計画について詳細を提示した。ここまで詳細に示したものはこれまでにない。それがどのように経済を復活させ、政府に説明責任を回復させるかを国民に説明すれば、私たちは勝利する」

 「残念なことに共和党は今、アジェンダを模索しているというのが実情だ。2022年の中間選挙で負けたのは、『失敗したバイデン氏のアジェンダ』について、世論調査で検証済みの当たり前のことをまくしたてる党派的集団になり下がったからだ。そこからレベルアップし、何を目指すのかを明確にしない限り、2024年も同じ運命をたどるだろう」

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