バイデン米政権が「反ワク本」検閲でアマゾンに圧力

(2024年2月12日)

2022年7月19日、ミズーリ州ジャクソンの接種ステーションで、COVID-19ワクチンの注射器を準備する看護師。(AP Photo/Rogelio V. Solis, File)

By Susan Ferrechio – The Washington Times – Monday, February 5, 2024

 バイデン米政権の高官は、新型コロナウイルス・パンデミックの最中、インターネット通販最大手アマゾンの関係者をホワイトハウスに呼び、同社のウェブサイトで販売されていた、コロナワクチンの安全性と有効性を疑問視する書籍の「プロパガンダと偽情報」について話し合っていた。

 ホワイトハウス当局者は2021年3月、「ワクチンの偽情報」に関連する書籍について、「アマゾンを1週間叱り付け」、「これらの書籍の知名度を下げるために」どのような措置を取ることができるか、同社関係者に尋ねたという。下院司法委員会のジム・ジョーダン委員長(オハイオ州選出、共和党)が5日に公開したアマゾンの電子メールで明らかになった。

 政権の新型コロナタスクフォースでバイデン大統領の上級顧問を務めたアンディ・スラビット氏によって進められたアマゾンに圧力をかける取り組みは、成功したようだ。

 アマゾン関係者は3月9日に新型コロナ関連書籍を巡りホワイトハウスでバイデン政権高官と会合を持つことに同意したが、アマゾンは同日、「ワクチンが安全でない、効果がないと読者に説得することを主目的とした反ワクチン本」を「宣伝しない」方針を可能にした。

 また、ホワイトハウスが反対するその他の新型コロナ関連書籍の「知名度を下げる」方針も検討した。

 公開された電子メールによると、アマゾン関係者は、ホワイトハウスのことだけを心配していたわけではない。アマゾンの内部メールでは、アマゾンで販売中のワクチンに疑問を呈する書籍に焦点を当てたバズフィード・ニュース(現在は停止)の「否定的」な記事に注意を発していた。

 アマゾン関係者は、バイデン氏の側近から同社サイトで販売されている問題の書籍について連絡を受けると、すぐに対応した。

 ホワイトハウス当局者は、バーノン・コールマン博士が2019年に執筆した『ワクチンが安全で効果的だと言う人は嘘をついている』というタイトルの書籍に警告を発した。

 この書籍は、スラビット氏らホワイトハウス当局者がアマゾンの検索で見つけ、すぐにアマゾン幹部に指摘した。

 「本のカテゴリーで『ワクチン』と検索して、どんなものが出てくるか見てみた」と、スラビット氏はアマゾンの幹部に書いた。「それ以上は見ていないが、あれが表に出てくるものなら心配だ」

 アマゾン関係者は21年3月12日付の電子メールで、ワクチンに疑問を呈する書籍の知名度を下げることについて、同社が「ホワイトハウスのタスクフォースから圧力を感じている」と述べた。

 3月9日のホワイトハウスでの会合に先立ち、アマゾン側がまとめた会合のテーマには、ホワイトハウス当局者が「書籍を削除するよう求めているのか、それとも検索結果や注文(あるいはその両方)を気にしているのか」を探ることも含まれていた。

 ジョーダン氏は、司法委員会と政府の兵器化を調査する司法小委員会がこの問題を調査すると述べた。

 ジョーダン氏は「アマゾンはバイデンホワイトハウスからの言論検閲の圧力に屈した」と断じた。

ソーシャルメディアを検閲しようとする他の取り組みでも、スラビット氏の名前が浮上している。

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