コメンタリー

米の核戦力、中露に対抗するには不十分 複数弾頭化を提案-専門家
(2025年8月4日)
シンクタンクの報告書によると、戦略的抑止に対する米国の現在の取り組みは、中国、北朝鮮、ロシアによる核の脅威の増大から国を守るには十分でなく、現在のミサイルに複数弾頭を迅速に追加する必要がある。
報告は戦略核の専門家2人が作成したもので、米国の数十億ドル規模の核戦力の近代化は、中国とロシアがもたらす危険を軽減するのに十分な速さで進んでいないと述べた。 →続き
報告は戦略核の専門家2人が作成したもので、米国の数十億ドル規模の核戦力の近代化は、中国とロシアがもたらす危険を軽減するのに十分な速さで進んでいないと述べた。 →続き

トランプ氏妨害でオバマ氏が情報操作-機密解除文書
(2025年7月27日)
ドナルド・トランプ氏をホワイトハウスに送り込むために、ウラジーミル・プーチン氏が共謀したという話は、オバマ大統領が退任前の最後の数週間に出した命令によって広く拡散されたものである。
18日に公開された記録によれば、この虚偽情報の発端は、2016年12月に開催された国家安全保障会議(NSC)の集まりにさかのぼる。国家情報長官(DNI)のトゥルシー・ギャバード氏は、FOXニュースの「サンデー・モーニング・フューチャーズ」で、この大統領主導の会議から生まれた「作られた情報」について説明した。 →続き
18日に公開された記録によれば、この虚偽情報の発端は、2016年12月に開催された国家安全保障会議(NSC)の集まりにさかのぼる。国家情報長官(DNI)のトゥルシー・ギャバード氏は、FOXニュースの「サンデー・モーニング・フューチャーズ」で、この大統領主導の会議から生まれた「作られた情報」について説明した。 →続き

荒れる国際秩序 露朝が世界を主導へ-専門家
(2025年7月24日)
【ソウル(韓国)】侵略的なロシアと超軍国主義的な北朝鮮の同盟が強化される一方で、弱体化した西側は今後、荒れた世界秩序に対処できなくなり、露朝が世界を主導するようになる――一人の著名専門家がこう指摘した。
アンドレイ・ランコフ氏は「北朝鮮はロシア向けに弾薬を生産できる唯一の国であり、実質的に兵士を前線に派遣できる唯一の国だ。北朝鮮の兵士が優秀であることは証明された。私はこれが始まりに過ぎないと考える。彼らが現代戦の技術を深く理解すれば、さらに優秀になるだろう」 →続き
アンドレイ・ランコフ氏は「北朝鮮はロシア向けに弾薬を生産できる唯一の国であり、実質的に兵士を前線に派遣できる唯一の国だ。北朝鮮の兵士が優秀であることは証明された。私はこれが始まりに過ぎないと考える。彼らが現代戦の技術を深く理解すれば、さらに優秀になるだろう」 →続き

韓米同盟の将来に高まる不安 韓国に左派系大統領
(2025年7月16日)
【ソウル(韓国)】外交専門家らは、韓国と米国の指導者が、75年間敵国が成し遂げようとして、できなかったことを実現してしまうのではないかと懸念している。それは、両民主主義国の同盟関係を破綻寸前まで悪化させることだ。
東南アジアで11日、韓日米の高官が会合を開いた。同じ日、北東アジアでは、3カ国の軍用機が戦略的に重要な島の上空で共同訓練を実施し、将官らが地域の抑止力について議論した。 →続き
東南アジアで11日、韓日米の高官が会合を開いた。同じ日、北東アジアでは、3カ国の軍用機が戦略的に重要な島の上空で共同訓練を実施し、将官らが地域の抑止力について議論した。 →続き

中露爆撃機が合同訓練、グアム核攻撃を想定か-日米報告
(2025年7月13日)
昨年11月に初めて米領付近で中国とロシアの爆撃機が行った合同哨戒飛行は、米国への戦略核攻撃を行うための訓練だった――空軍のシンクタンクと日本の防衛省のシンクタンクが共同報告書で明らかにした。
報告書によれば、中露は2019年以降、爆撃機による合同訓練を9回実施したが、2024年7月のアラスカ近海での戦略爆撃機の哨戒飛行を含め、ほとんどが脅威的なものではなかったという。 →続き
報告書によれば、中露は2019年以降、爆撃機による合同訓練を9回実施したが、2024年7月のアラスカ近海での戦略爆撃機の哨戒飛行を含め、ほとんどが脅威的なものではなかったという。 →続き

マスク氏のアメリカ党は民主党優位のレシピ
(2025年7月12日)
世界一の富豪がトランプ大統領に腹を立てている。イーロン・マスク氏は、最近成立した「一つの美しく壮大な法案」の過剰な歳出に憤り、「アメリカ党」を設立すると宣言した。財政健全性を重視する「中道」の声を掲げ、政治的撹乱要因として動きだすという。
確かに、民主党議員らはもちろん、多くの共和党員も政府の肥大化に真剣に取り組んでいない。歳出削減の話はいつも煙のように消え、国家債務は上昇の一途をたどっている。 →続き
確かに、民主党議員らはもちろん、多くの共和党員も政府の肥大化に真剣に取り組んでいない。歳出削減の話はいつも煙のように消え、国家債務は上昇の一途をたどっている。 →続き

米海兵隊、先進兵器導入へ8兆円 高まる中国への脅威念頭
(2025年7月8日)
米海兵隊はインド太平洋地域での即応態勢強化へ、新型航空機、ドローン、先進兵器などを調達すると発表した。2026年度予算の概算要求に572億ドル(約8兆3500億円)を計上する。海軍予算の2922億ドル(約42兆7000億円)に盛り込まれ、予算全体で昨年比6%増加する。
海兵隊のスミス総司令官は6月10日、米上院軍事委員会で海兵隊の優先事項を明らかにした。特に西太平洋に展開する3万3000人の海兵隊員について、中国を主な脅威とする予測不可能な安全保障環境に対処する「遠征突撃部隊」と位置付けた。 →続き
海兵隊のスミス総司令官は6月10日、米上院軍事委員会で海兵隊の優先事項を明らかにした。特に西太平洋に展開する3万3000人の海兵隊員について、中国を主な脅威とする予測不可能な安全保障環境に対処する「遠征突撃部隊」と位置付けた。 →続き