コメンタリー


トランプ政権、先端技術開発で新指針「米国のリーダーシップを確保」

(2025年9月30日)
 24日にすべての連邦政府機関に送付されたホワイトハウスの覚書によると、トランプ大統領は人工知能(AI)や量子通信などの先端技術の開発を促進するための新政策を採択した。
 覚書は行政管理予算局(OMB)のラッセル・ボート局長と科学技術政策局のマイケル・クラツィオス局長が作成したもので、米国の科学技術開発を推進する力は世界最強であり、それを維持する必要があると強調している。 →続き

米宇宙軍、誤認による中国との宇宙戦争勃発を懸念

(2025年9月29日)
 米宇宙軍の情報当局者は今月下旬、中国との宇宙空間での衝突の危険性について、大きな懸念を示した。宇宙での試験や事故などが、一気に宇宙空間に大量のデブリ(宇宙ごみ)を生む大規模な戦闘に発展し、宇宙の利用そのものが深刻な打撃を受けかねないからだ。
 宇宙軍の情報担当宇宙作戦副部長のブライアン・シダリ准将は、米空軍・宇宙軍協会が主催する「航空・宇宙・サイバー会議」で、「最大の懸念の一つは、意図しないエスカレーションが宇宙空間での大規模な衝突につながる可能性があることだ」と述べた。 →続き

台湾代表団、米日との情報共有協定呼びかけ

(2025年9月21日)
 台湾の政府と市民団体の代表団は、米国、日本両国との情報共有協定の締結を呼びかけた。これは中国共産党が太平洋とその周辺地域で企てている野望に対抗するためだ。
 台湾政府当局者は、このような協定が交わされれば、米台間の協力、連携深化への重要なステップとなり、米国が、戦略的に重要なこの地域で台湾が信頼できる安全保障パートナーであることを示す地政学的メッセージになると述べた。米国、英国、ニュージーランド、オーストラリア、カナダによる機密情報共有の枠組み「ファイブアイズ」に似たものになる可能性がある。アナリストらは、中国が台湾を標的とした政治工作や影響工作を強化し、軍事侵攻に向けた準備を進めていると警告している。 →続き

カーク氏暗殺、暴力あおる左翼集団解体を

(2025年9月20日)
 極左集団アンティファに触発された殺人者が、ライフル弾によってかけがえのない才能を奪ったのは水曜日のことだった。チャーリー・カーク氏暗殺を、ペンシルベニア州バトラーでのトランプ大統領暗殺未遂と同じように、うやむやにすることは許されない。
 警察は、犯行に及んだのは22歳の大学中退者タイラー・ロビンソン容疑者と発表。ユタ州で表向きは保守的な家庭に育ちながらも、見知らぬ人物の命を奪うほどに過激化していたという。 →続き

下院、中国視野にスパイ対策の大改革要求 改革法案を可決

(2025年9月19日)
 下院情報特別委員会のトップは、外国のスパイ活動を無力化する任務を負う複数の米防諜機関の活動の目的が曖昧であり、制度の大幅な改革が必要だと述べた。
 同委のリック・クロフォード(共和党、アーカンソー州)委員長は、2017年以降の公聴会と監視活動を通じて法律の改正が必要であることが浮き彫りになったと語った。 →続き

米国に信教の自由が復活

(2025年9月13日)
 信仰を持つ人々は、もし昨年11月の大統領選の結果が異なっていたなら、危機的状況に追い込まれていたことだろう。数カ月前、連邦捜査局(FBI)は伝統的なカトリック信徒を国家の敵のように監視していた。人工妊娠中絶に反対するプロライフ(中絶反対派)活動家は、中絶執刀医の近くで祈っただけで投獄されていた。礼拝施設を標的にする放火犯は、起訴を免れることを知っていた。
 だが、こうした日々は辛うじて過去のものとなった。トランプ大統領は、ペンシルベニア州バトラーであの世に召される寸前の事件に遭い、パウロの回心のような体験をした。その経験は、自分が天国に入るにふさわしいような正しい統治を行おうという彼の決意を一層固めた。 →続き