ビル・ガーツ


英「孔子学院」閉鎖へ 世界最多30カ所、新首相表明

(2022年10月28日)
 英国のスナク新首相は、中国は世界にとって最大の脅威と指摘、中国のプロパガンダ、影響工作の拠点とされる「孔子学院」を閉鎖する意向を表明した。
 スナク氏は25日、ツイッターで、英国内の30カ所の孔子学院を新政府の対中政策の中で閉鎖すると表明、英紙も同日、この公約実施に政府がすでに取り掛かっていると報じた。孔子学院の大部分は、中国政府が運用し、大学内に設置されている。 →続き

台湾防衛能力に「あいまい」はない

(2022年10月25日)
 武力による台湾併合への中国の脅威が高まる中、太平洋艦隊のパパロ司令官は、中国への軍事侵攻に対し台湾を守る用意があると主張した。
 パパロ氏は、米紙ワシントン・タイムズとのインタビューで、習近平国家主席の下で、侵攻の可能性は高まっているとみられていると指摘、台湾周辺で行われている中国軍の軍事演習について、軍事侵攻への「リハーサル」との見方を示した。 →続き

中国は台湾統一計画を加速-国務長官

(2022年10月22日)
 ブリンケン国務長官は今週、中国が、民主的に統治されてきた台湾を乗っ取り、台湾海峡の平和を維持してきた不安定な現状を破壊する計画を加速させていると警告した。
 ブリンケン氏は17日、スタンフォード大学フーバー研究所で開かれたフォーラムで、「近年、中国共産党は台湾に対するアプローチを変えてきている」と述べた。 →続き

ハンター・バイデン氏、共産中国「政治戦」機関との絆とカネ

(2022年10月21日)
 バイデン大統領の息子ハンター・バイデン氏とバイデン家への多額の資金提供に関与している中国の億万長者、葉簡明氏は、対米秘密影響工作に関わる人民解放軍(PLA)の部隊に勤務していた。
 倒産したCEFCチャイナ・エナジー社の元会長である葉氏は、2018年から贈収賄で中国で拘束されている。 →続き

極超音速ミサイル追尾できず 米軍は依然中露に遅れ-議会調査局報告

(2022年10月15日)
 米軍は中国、ロシアの極超音速ミサイルに対する防衛システムの開発を進めているが、ミサイルの探知・追尾能力はまだ十分でないことが、米議会調査局の報告から明らかになった。
 報告は、国防総省のミサイル防衛局と宇宙開発局が防衛システムの開発に取り組んでいるが、「現在の地上、宇宙配備のセンサーは、極超音速兵器の探知、追尾には不十分」と指摘している。 →続き