ビル・ガーツ
中国と北朝鮮 水中無人攻撃艇を開発、魚雷搭載か
(2023年4月15日)
中国と北朝鮮は、ロシアの核兵器搭載型の原子力魚雷「ポセイドン」に似た水中無人攻撃艇の開発を進めている。
中国の新型の超大型水中無人艇は、2月にアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで開催された兵器見本市で公開された。開発したのは中国船舶工業集団(CSSC)705研究所で、魚雷発射管用の開口部が四つあり、潜水艦や水上艦を攻撃するために使われる可能性が高いことを示している。 →続き
中国の新型の超大型水中無人艇は、2月にアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで開催された兵器見本市で公開された。開発したのは中国船舶工業集団(CSSC)705研究所で、魚雷発射管用の開口部が四つあり、潜水艦や水上艦を攻撃するために使われる可能性が高いことを示している。 →続き
米国の農地買い漁る中国、食料安全保障への脅威に 議会や州で規制の動き進む
(2023年4月8日)
中国政府は、組織的に米国の農地を買収している。増える中国国内の需要を満たし、減少する農地と水質汚染によって縮小する農業部門を補完し、自国の食料安全保障を強化するための戦略の一環だ。一方で米国でも、中国などによる農地買収への警戒感が強まっている。
外国の土地取引の監視を担当していたマーシャル・ビングスリー元財務省次官補によると、中国政府は20年以上前から、米国の国家安全保障に関わる施設近くの土地、不動産の購入に取り組んできた。中国はまた、法執行機関に近いニューヨークのオフィスビルも購入しているという。 →続き
外国の土地取引の監視を担当していたマーシャル・ビングスリー元財務省次官補によると、中国政府は20年以上前から、米国の国家安全保障に関わる施設近くの土地、不動産の購入に取り組んできた。中国はまた、法執行機関に近いニューヨークのオフィスビルも購入しているという。 →続き
識別圏侵入で台湾に圧力 中国軍機は昨年79%増、月144機-米CSIS報告
(2023年3月31日)
米シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)の報告書によると、中国軍機が台湾の防空識別圏(ADIZ)への侵入を増加させ、台湾への軍事的圧力を強化している。
報告書は、台湾国防部が提供したデータを分析したもので、ADIZ侵入は昨年8月にペロシ米下院議長(当時)が台湾を訪問した後にピークに達した。 →続き
報告書は、台湾国防部が提供したデータを分析したもので、ADIZ侵入は昨年8月にペロシ米下院議長(当時)が台湾を訪問した後にピークに達した。 →続き
国務省、ロシアの新START履行停止を拒否
(2023年3月20日)
米国務省は、ロシアが冷戦時代最後の核兵器禁止条約の履行を停止したことについて、条約違反だとして拒否した。
ウラジーミル・プーチン大統領は2月21日の演説で、ロシアが核弾頭、ミサイル、発射装置を制限する2010年の条約の履行を停止すると発表した。 →続き
ウラジーミル・プーチン大統領は2月21日の演説で、ロシアが核弾頭、ミサイル、発射装置を制限する2010年の条約の履行を停止すると発表した。 →続き
中国の宇宙戦兵器は「最も差し迫った脅威」-米宇宙軍トップが警告
(2023年3月17日)
中国軍は、米国との有事に備えて347基の人工衛星を配備しており、そのうち35基は半年以内に打ち上げられたものだ。米宇宙軍トップのサルツマン作戦部長は議会証言で、「宇宙強国」を目指す中国の軍拡に警戒を呼び掛けた。
サルツマン氏は14日、上院軍事委員会戦略兵力小委員会で証言し、中国の宇宙戦兵器について、「最も差し迫った脅威」と指摘、ロシアの宇宙戦兵器についても「非常に大きな脅威」との見方を示した。 →続き
サルツマン氏は14日、上院軍事委員会戦略兵力小委員会で証言し、中国の宇宙戦兵器について、「最も差し迫った脅威」と指摘、ロシアの宇宙戦兵器についても「非常に大きな脅威」との見方を示した。 →続き
ネバダ州のリチウム鉱山、10年に及ぶ法廷闘争を経て着工
(2023年3月13日)
米国最大といわれるリチウム鉱山を巡り、建設会社が法的障害を押しのけて作業を開始した。バイデン政権が支援するプロジェクトだが、左派の環境保護団体や一部のアメリカ・インディアンが反対していた。
電気自動車などのバッテリー技術に重要な役割を果たすリチウムの世界的な需要が高まる中、ネバダ州北部にある鉱山に反対する人々は、10年以上にわたり激しい法廷闘争を繰り広げてきた。 →続き
電気自動車などのバッテリー技術に重要な役割を果たすリチウムの世界的な需要が高まる中、ネバダ州北部にある鉱山に反対する人々は、10年以上にわたり激しい法廷闘争を繰り広げてきた。 →続き
ロシアが中国にウラン供給 核増強を後押し、米が懸念
(2023年3月10日)
米国防総省は8日、ロシアが中国の原子炉にウランを供給していることに懸念を表明した。中国は核戦力の増強を急速に進めており、原子炉で発生したプルトニウムは核弾頭の原料として使用される。
プラム米国防次官補(宇宙政策担当)は、下院軍事委員会戦略軍小委員会の公聴会で証言し、ロシアの国営原子力企業ロスアトムが、中国の高速増殖炉にウランを供給していることについて、中国の核弾頭製造を後押しすることになると警告。ランボーム小委員長(共和)は、中露の核協力を断ち、ロスアトムからのウラン供給を停止させるための戦略の立案を政権に求めた。 →続き
プラム米国防次官補(宇宙政策担当)は、下院軍事委員会戦略軍小委員会の公聴会で証言し、ロシアの国営原子力企業ロスアトムが、中国の高速増殖炉にウランを供給していることについて、中国の核弾頭製造を後押しすることになると警告。ランボーム小委員長(共和)は、中露の核協力を断ち、ロスアトムからのウラン供給を停止させるための戦略の立案を政権に求めた。 →続き