米国内


生物学的男子の女子スポーツ参加を法律で禁じる州が拡大

(2023年4月3日)
 米ワイオミング州のマーク・ゴードン知事は、生物学的男子を学校女子スポーツから締め出す法案の成立を自らの署名なしで認めたが、喜んではいない。
 共和党のゴードン知事は、上院法案0133が「過度に厳格」であることを懸念しているという。約9万1000人の生徒がいる同州でトランスジェンダー選手として知られているのは4人だけで、知事はこの法案を問題を探すための解決策だと述べている。 →続き

米国は学校閉鎖で子供より大人を優先

(2023年4月1日)
 米国は、新型コロナウイルスによるパンデミック時に学校を閉鎖した際、学習の損失がもたらす悪影響を評価せず、政治指導者たちがバーやスポーツジムの再開に動いていたにもかかわらず、子供たちを教室に戻すことについて欧州に後れを取ったと専門家が28日に下院で証言した。
 カリフォルニア州の疫学コンサルタントで開業医のトレーシー・ベス・フー博士は、子供たちの学力低下、欠席率の上昇、高等教育を受ける学生の減少などの結果について、「われわれの生涯における最悪の公衆衛生上の決定」だったと述べた。 →続き

トランスジェンダーは一時的なはやり

(2023年3月30日)
 「格好いい」というのは気持ちのいいものだ。だが、みんなが格好いいということは、みんな格好良くないということだ。格好いいというのは、多くの人々の中で目立つ、際立つということだからだ。そのため、称賛されるには、格好良さを一段階引き上げる必要がある。これは、子供から大人へと上っていく一つの節目だ。
 ところがこれに、トランスジェンダーの若者が関わると、医療措置を伴い、生涯後悔することにもなり得る。医療の専門家らは「害はない」と約束するが、このような措置を促進するのではなく、抑制すべきだ。 →続き

コロナ大感染で増えた礼拝参加者より多くの人が直接礼拝に行かなくなった-ピュー研究所

(2023年3月30日)
 世論の動向などを調査するシンクタンク、ピュー研究所の最新発表によれば、コロナ大感染以降、教会での礼拝参加が少なくなった、と回答した米国人が多かった。
 ピュー研究所が2019年から昨年までに実施した四つの調査データを分析したところ、回答者の87パーセントは礼拝への出席頻度に変化がなかった。 →続き

人工知能開発者と規制当局者の分かれ道

(2023年3月29日)
 オピニオン:人口知能チャットボット「ChatGPT」の最新かつ広範なアップグレード版となった「GPT-4」について、人工知能分野の研究者や実務家は今月、それがオープンソースでなくなったことを発見し、不安に襲われている。この方針のおかげで、この分野の技術革新が窒息しかねないからだ。
 開発者のOpenAI社は設立趣旨に書きこみ、連携を確約していたはずなのに、同社の「ChatGPT」の秘密コードを隠した形なので、新しい「GPT-4」についての安全性、正確さや、最近ユーザーから提起されたバイアスへの懸念などに対処している、とのOpenAI側の主張を、第三者側が検証できなくしてしまった。 →続き

米退役軍人省、リンカーンにちなんだ標語をジェンダー配慮に変更

(2023年3月27日)
 米退役軍人省は、民主党や退役軍人団体らの長年にわたる圧力の結果、数十年間採用してきた標語のエイブラハム・リンカーンの言葉を、よりジェンダーを包括した綱領に改めようとしている。
 退役軍人省の現行の標語は、「戦った者たちとその未亡人、孤児をケアする」というもの。リンカーン大統領の2期目の就任演説から引用され、1959年から使用されている。 →続き