トランスジェンダーは一時的なはやり

(2023年3月30日)

子供をターゲットにしたトランスジェンダー活動に関するイラスト by Alexander Hunter/The Washington Times

By Editorial Board – The Washington Times – Wednesday, March 22, 2023

 「格好いい」というのは気持ちのいいものだ。だが、みんなが格好いいということは、みんな格好良くないということだ。格好いいというのは、多くの人々の中で目立つ、際立つということだからだ。そのため、称賛されるには、格好良さを一段階引き上げる必要がある。これは、子供から大人へと上っていく一つの節目だ。

 ところがこれに、トランスジェンダーの若者が関わると、医療措置を伴い、生涯後悔することにもなり得る。医療の専門家らは「害はない」と約束するが、このような措置を促進するのではなく、抑制すべきだ。

 心強いことに、一部の州で、そのような流れが出ている。今月に入って、フロリダ州が、未成年の性転換手術を制限する8番目の州となった。同州の医療委員会は、未成年の州民の二次性徴抑制剤の使用、ホルモン治療、性転換手術を禁止した。アラバマ、アリゾナ、アーカンソー、ミシシッピ、サウスダコタ、テネシー、ユタの各州がすでに同様の措置を取っている。

 だが、この一時的に見える流行を抑制しようとしない州が増えていることにはただ驚くばかりだ。人の性的能力の基本的部分は、これまで数千年間にわたって、事実上、変えることはできなかった。知的で、近代的な人々は、海に飛び込んで集団自殺をするタビネズミのような無計画で、後戻りのできない、破壊的な行動を取るべきでない。

 トランスジェンダーを巡る傾向は、急に発生し、その進行状況を測る研究はほとんど実施されていない。ウィリアムズ研究所が2017年に、疾病対策センター(CDC)のデータを使用した研究を行い、若者の0.7%、成人の0.6%が、自身をトランスジェンダーと認識していると結論付けた。米国全体で150万人になる。

 2017~20年の政府のデータを使った2022年の新しい調査では、米国のトランスジェンダーの割合は、13~17歳で1.4%、18~24歳で1.3%、24歳超では0.5%だった。トランスジェンダーは依然、米国民のごく一部だが、この調査によると、5年間で倍増している。一時的なはやりのように見える。

 国民が、自身のことを決める自由を持ってどこが問題なのか。問題は、全米の子供が、周りからの影響を受けやすい年頃に異常な性的行動にさらされるということだ。人生を大きく左右する可能性がある。

 ソーシャルメディアには、格好良さを求める親が、小さな子供を連れて「ドラッグクイーン(女装パフォーマー)の読み聞かせ会」や「ドラッグクイーン食事会」に参加する事例が数多く投稿されている。ニューヨーク州のジェームズ司法長官が19日に読み聞かせ会を主催し、食事会では、幼い子供が、生物学的な男性が女性の下着を着けてはしゃぐ姿を見せられる。性的放縦を楽しむことが今年、はやるかもしれないが、それには、子供から純粋無垢な気持ちを奪うという犠牲が伴う。

 トランスジェンダーが一時的な流行であり、いずれ廃れ、新しい流行に代わられると考える十分な根拠がある。すでに、一部は人、一部は機械を自称する「トランスヒューマン」なるものが出現し始めている。このような内的混乱を抱えている人々には同情しかない。

 残念ながら、多くの若者が、性転換の措置を受けるよう促され、受け入れており、今後、流行が去った後も、うまく機能しない自己認識にとらわれたままでいることになる。薬物や手術による性転換を、自身を成人と認識する人々、実際に成人である人々に制限することで、トランスジェンダーの流行を抑制すべきだ。これこそが責任ある態度だ。

州選出の上院少数党院内総務チャック・シューマー議員(民主党)が、2026年7月21日火曜日、ワシントンD.C.の連邦議会議事堂で行われた定例政策昼食会後、記者団に語った。(AP通信/アリソン・ロバート撮影)

シューマー氏、上院多数派院内総務の奪還へ左派の取り込みが不可欠

(2026年08月13日)
引退したバスケットボール選手のロイス・ホワイト氏

元NBA選手がトランス公表 女子リーグ参戦か

(2026年08月12日)
2026年2月26日木曜日、ニューヨーク州チャパクアにて、有罪判決を受けた性犯罪者ジェフリー・エプスタインに関する議会調査の一環として米下院議員の前で証言した後、ヒラリー・クリントン元国務長官がチャパクア舞台芸術センターの外を歩いている。(AP通信/岩村由紀撮影)

ヒラリー氏、急進左派に主流派との和解呼び掛け

(2026年08月11日)
路上で携帯電話を手にしている若者のグループ。(写真提供:carballo、Shutterstock経由)

子供のオンライン安全法案が前進 IT大手に保護義務

(2026年08月09日)
教会と尖塔(AP通信)

「聖ゴーストライター」AI活用広がる教会 説教作成に利用も

(2026年08月04日)
2020年1月8日、サンフランシスコにあるジェームズ・R・ブラウニング連邦裁判所ビル(第9巡回区連邦控訴裁判所の庁舎)が写っている。(AP通信/ジェフ・チウ撮影)

性は2つだけはトランスジェンダーへの「敵意ある表現」 職員解雇を控訴裁が支持

(2026年08月03日)
2024年3月26日、ニューヨークで、歩行者がナスダックビルの前を通り過ぎる中、スクリーンにはトランプ・メディア&テクノロジー・グループの株価が表示されている。ソーシャルネットワーキングサイト「トゥルース・ソーシャル」を所有するトランプ・メディア&テクノロジー・グループは、5月3日金曜日、連邦規制当局から「大規模な詐欺」で告発された監査役のBF・ボーガーズ氏を解雇した。(AP通信/フランク・フランクリン2世撮影)

トランプ・メディア、大統領のSNS投稿閲覧に有料サービス 月額1600万円

(2026年08月02日)
暗い部屋のベッドでスマートフォンを使っている若い男性。ファイル写真提供:Gap_Abstracture(Shutterstock経由)

Z世代で「ベッドにこもる生活」拡大 専門家が孤独のリスク指摘

(2026年08月01日)
2025年11月3日(月)、ワシントンD.C.の連邦議会議事堂で行われた政府機関閉鎖34日目の記者会見で、下院議長のマイク・ジョンソン氏(共和党、ルイジアナ州選出)が演説し、下院多数党院内総務のスティーブ・スカリス氏(共和党、ルイジアナ州選出)が左から見守っている。(AP通信/マリアム・ズハイブ撮影)

共和党、中間選挙は「共産主義との戦い」 民主党内で社会主義が台頭

(2026年07月31日)
国立アレルギー感染症研究所の元所長、アンソニー・ファウチ博士が、2024年6月3日、ワシントンD.C.の連邦議会議事堂で行われた下院特別小委員会の新型コロナウイルス感染症に関する公聴会で証言した。(AP通信/マリアム・ズハイブ撮影)

「ファウチ氏の日記」研究所流出説認識か

(2026年07月30日)
→その他のニュース