米国内


銃規制に協力の共和党議員に反発強まる

(2022年7月3日)
 上院共和党は、バイデン大統領に数十年ぶりの連邦銃規制新法で大勝利をもたらしたが、超党派の合意と銃器に対する規制強化は、共和党内部で依然として大変な反発を招いている。
 ドナルド・トランプ前大統領は、新しい銃規制法は憲法修正第2条の権利に対する権威主義的な攻撃だと非難した。 →続き

米陸軍士官学校でも教えられる「批判的人種理論」

(2022年6月27日)
 米陸軍士官学校の士官候補生たちは、批判的人種理論に基づく指導の一環として、「ホワイトネス(白人性)」が「人種的特権」と「構造的優位」を意味すると教えられていたことが、新たに明らかになった士官学校の文書と教材によって明らかになった。
 公文書公開訴訟を経て保守派団体「ジュディシャル・ウオッチ」に引き渡された文書の中には、「人種的不平等と奴隷制を理解するためには、まず白人性に対応する必要がある」と士官候補生に指導するプレゼンテーションスライドが含まれている。 →続き

孔子学院 名称変え活動継続

(2022年6月25日)
 孔子学院は、中国政府が自国の文化、言語を教育するために世界各地の大学などに設置したとされている。しかし、トランプ前政権時に、中国政府のソフトパワー強化の一環として、影響工作などに利用されているとして閉鎖の動きが強まった。
 米国の大学には118の孔子学院があったが、104カ所が閉鎖または、閉鎖手続き中。しかし、全国学識者協会(NAS)が21日に発表した報告によると、閉鎖した学院は、別の組織として、または、別の手段を用いて米国内で依然、活動を続けているという。 →続き

新型コロナの影響で米国で離婚が急増

(2022年5月29日)
 新型コロナウイルスのパンデミック(大流行)による経済的、精神的ストレスのために、米国では虐待的な関係から逃れて離婚したひとり親家庭が急増していると、育児専門家たちが先週、指摘した。
 ノースカロライナ州の「シングルペアレンツ同盟」のパメラ・ディーン・ライト代表によると、法律専門家や精神衛生カウンセラーから成る同氏の組織では1月1日以降、全米の悩めるひとり親から週平均30件の電話・オンラインによる問い合わせを記録しているという。 →続き

フロリダ州知事との対立受け、ディズニーへの評価が低下

(2022年5月28日)
 娯楽大手ウォルト・ディズニー社の人気は昨年、それほど高くはなかったが、フロリダ州のデサンティス知事との政治的論争を受けて、明らかにその魅力は失われた。
 「2022年アクシオス・ハリス・ポール100」が24日に発表され、ディズニーは「米国で最も目立つブランド」で65位となった。2021年から28位の下落だ。 →続き