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トランプ氏再登板は東南アジア各国に利益

(2024年11月15日)
 ドナルド・トランプ前大統領の再登板が決まり、従来の同盟国や国際機関、同氏の「アメリカ・ファースト」外交政策に挑もうとする国々は不安にかられ、現状の見直しを迫られ、眠れない夜を過ごしている。
 だが、トランプ氏の勝利は、米国と中国の覇権争いに巻き込まれた東南アジアの権威主義国家、ミャンマー、ラオス、カンボジアという3カ国の指導者らの緊張を解くことになるかもしれない。 →続き

トリプルレッド、第2次トランプ政権も政策目標達成に障害か

(2024年11月14日)
 共和党は、トランプ次期政権発足後すぐに大きな計画に取り掛かると宣伝している。下院、上院、ホワイトハウスを掌握する「トリプルレッド」が確実視され、選挙公約の膨大なリストを実行に移せると期待されているからだ。
 しかし、共和党は第1次トランプ政権時代にも同じような立場に立たされたことがあり、トリプルレッドの力にも限界があることが明らかになっている。 →続き

中国国営メディア、米民主主義を批判 マルクス主義推進の一環か

(2024年11月11日)
 中国の国営メディアが5日に発表した一連の論評によると、米国の民主主義は経済、政治、社会問題の増大に直面して失敗しているとしている。
 この論評は、米大統領選に合わせて掲載され、公式の宣伝機関である中国国営新華社通信は、米国の選挙の八つの問題を取り上げた記事を掲載した。それによるとこれらの問題が「米民主主義の真実」を明らかにしていると主張、インフレの高騰、医療の不備、暴力的犯罪の増加、劣悪な教育システム、中絶権の制限、フラッキング(水圧破砕法)、高騰する住宅費、移民問題などを挙げている。 →続き

中国、最新鋭ステルス戦闘機公開へ 盗み出した米技術を利用

(2024年11月10日)
 中国空軍は、最新のステルス戦闘機「殲35(J35)」をまもなく公表する。米当局者によると、米国から盗み出した技術を使って開発された戦闘機だ。
 中国軍当局が5日に明らかにしたところによると、殲35は機密指定を解除され、11月12日から開催される珠海航空ショーで初公開される。殲35は10年以上にわたって開発が続けられてきた。 →続き

物価高騰でクリスマス消費冷え込み

(2024年11月10日)
 最新の報告によると、4年にわたる高インフレによる価格上昇で個人消費が増加し、クリスマスシーズンにさらなる寒気をもたらしている。
 信用調査会社エクスペリアンが5日、ワシントン・タイムズに提供した調査報告によると、米国の消費者の68%がインフレによりホリデーショッピング(感謝祭後から年始ごろにかけての買い物シーズン)の計画に悪影響があると答え、43%が節約を予定しているという。 →続き

トランプ陣営が次期政権の人選開始 国防長官候補にポンペオ氏の名も

(2024年11月9日)
 5日に行われた大統領選でドナルド・トランプ前大統領が勝利したことで、国家安全保障の重要な上級職を含め、彼の家族や主要支持者が率いる政権移行チームを通じて、次期政権の幹部の人選が動き出した。
 審査に当たるのは、J.D.バンス次期副大統領とトランプ氏の息子、ドナルド・トランプ・ジュニア、エリック・トランプ両氏だ。 →続き