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亡命の技師がプーチン氏を偏執症の戦争犯罪人と酷評

(2023年4月17日)
 ロシアのプーチン大統領は情報機関報告書から情報を得ており、コミュニケーションに携帯端末を使用していないと、最近ロシアから亡命した連邦警護局(FSO)の元技師が証言した。
 グレブ・カラクロフ氏は、プーチン氏が2022年2月に始めたウクライナ戦争に反対してFSOを辞めたと、ロシアの反体制派団体に語った。 →続き

中国系米銀がハンター氏に送金、取引記録を共和議員に提出

(2023年4月16日)
 中国系米銀が、バイデン大統領の息子、ハンター、ジェームズ両氏に中国企業から数百万ドルが送金されていたことを示す取引記録を上院共和党議員に提出していたことが明らかになった。対中強硬姿勢を強めるバイデン氏への警告とみられている。
 中国に支店を持つキャセイ銀行(本店・ロサンゼルス)は、共和党のジョンソン、グラスリー両議員が提出を要請していた取引記録を自発的に提出。他銀行は要請を拒否している。 →続き

マッカーシー氏、共和党造反組の支持を獲得

(2023年4月16日)
 第118議会の開会時にケビン・マッカーシー下院議長の就任を遅らせた共和党造反組のリーダーたちは、それからわずか3カ月後に同氏支持で結束している。
 こうした保守強硬派議員らは、ワシントン・タイムズ紙に対し、マッカーシー氏のリーダーシップに満足していると語った。彼らはカリフォルニア州選出のマッカーシー氏が彼らとの約束を守ったことで尊敬を得るようになったと述べた。同氏は1月に下院で行われた15回にも及ぶ困難な投票を経て議長となった際、支持をためらう議員からの後押しを得るため約束を交わしていた。 →続き

中国と北朝鮮 水中無人攻撃艇を開発、魚雷搭載か

(2023年4月15日)
 中国と北朝鮮は、ロシアの核兵器搭載型の原子力魚雷「ポセイドン」に似た水中無人攻撃艇の開発を進めている。
 中国の新型の超大型水中無人艇は、2月にアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで開催された兵器見本市で公開された。開発したのは中国船舶工業集団(CSSC)705研究所で、魚雷発射管用の開口部が四つあり、潜水艦や水上艦を攻撃するために使われる可能性が高いことを示している。 →続き

対カトリックの諜報計画は、全国のFBIエージェントが共有している

(2023年4月14日)
 下院司法委員会は月曜日、カトリック教会とその指導者たちをスパイするという、連邦捜査局(FBI)リッチモンド現地エージェントらによる新たな計画の詳細は、FBIの全国組織に配布されていたことを明らかにした。
 同委員会が明らかにしたFBIの内部文書によると、連邦捜査局が現地の宗教団体を「情報探知や情報源の発掘のための新たな手段」に使おうとしていたということは、少なくとも一人の潜入捜査官からの情報によるものだった。 →続き

弱いバイデン政権に付け込む中露

(2023年4月13日)
 米国民は、1月に米大陸を横断した中国のスパイ気球が、実際に米国のいくつかの軍事拠点から情報を収集していたことを知った。ところがバイデン政権は当時、気球は中国にとって「地球の低軌道上の衛星などを通じて収集できる可能性がある」程度のものであり、「限定的な価値」しかもたらさないと断言していた。
 NBCニュースは3日、2人の米高官の話として、「中国は、気球を制御することができたため、いくつかの(軍事)施設の上を何度も通過し(時には8の字飛行)、収集した情報をリアルタイムで北京に送信することができた。中国が収集した情報は、画像よりも、兵器システムから拾ったり、基地関係者からの通信を含む電子信号によるものがほとんどだった」と報じた。 →続き

バイデン大統領、再選へインフルエンサー動員

(2023年4月12日)
 バイデン米大統領は再選に向けて、「TikTok(ティックトック)」などSNS上で影響力を持つインフルエンサーを通じて、若者を中心とする有権者にアプローチしようとしているようだ。
 ニュースサイト「アクシオス」は、バイデン政権の「デジタル戦略」について、「何百人ものインフルエンサーに自身の実績をアピールさせようとしている。もうすぐホワイトハウスに専用の会見室ができるかもしれない」と揶揄(やゆ)した。 →続き