政治


ペンス氏、来年の予備選は保守対トランプ・ポピュリズムの戦い

(2023年9月12日)
 マイク・ペンス前副大統領は6日、2024年の共和党大統領候補指名争いを、トランプに触発され、国家と党を「破滅への道」に追い込む政治的ポピュリズムから、保守的な考え方や思想を救う最後のチャンスと位置づけていることを明らかにした。
 ペンス氏は、1964年の共和党大会でのロナルド・レーガン氏の演説を引用し、党にとって「選択の時」だと述べた。 →続き

米共和党討論会で注目のラマスワミ氏、他候補たちの批判の的に

(2023年9月10日)
 初の米共和党大統領候補者討論会で若手実業家のビベク・ラマスワミ氏が注目をさらったことを受け、今度は同氏が鋭く激しい批判の矢面に立たされるようになった。
 トランプ前大統領のような常識にとらわれない言動とミレニアル世代のスタイルを併せ持つラマスワミ氏は、有権者を引き付ける一方で、他の候補者たちから世間知らずで危なっかしい人物というレッテルを貼られるなど批判を浴びている。 →続き

民主、オバマ夫人に高まる期待 バイデン氏に不安-米大統領選

(2023年9月7日)
 オバマ元大統領のミシェル夫人の名前が、2024年大統領選のバイデン大統領に代わる民主党候補として、一部の民主党議員のウィッシュリストに載り続けている。保守派によれば、このような異常事態の一因は、バイデン大統領の息子ハンター氏の捜査によって、選挙前にバイデン家の資金疑惑を巡ってさらに不利な情報が明らかになるのではないかとリベラル派やメディアが懸念していることだという。
 世論調査では、民主党有権者の少なくとも半数がバイデン氏の2期目出馬を望んでいない。バイデン氏は80歳で、すでに米国史上最高齢の大統領だ。息子の海外でのビジネスを通じて、バイデン氏が影響力を行使したのではないかという疑惑が次々に浮上し、不満は依然として強い。 →続き

トランプ・パラドックス 起訴されても支持拡大

(2023年9月1日)
 トランプ前大統領はリスクを恐れていないように見える。それが逆に有利に働いているという指摘もある。
 ElectionCentral.comの創設者で編集長のネイト・アシュワース氏は、「たいていの候補者は、全国放送の討論会の出席を拒否したり、被告人写真を全国に公開したりするようなリスキーな行動に出れば、支持率は下がる。これはトランプ前大統領には当てはまらない」と指摘した。 →続き

選挙結果に異議を唱えてもクリントン氏は起訴されず

(2023年8月27日)
 ヒラリー・クリントン氏やジョージア州知事選候補だったステイシー・エイブラムス氏、数十人に上る民主党議員たちは長年、州や連邦の選挙結果に異議を唱え、2000年以降、大統領選で共和党候補が当選するたびに阻止しようとしてきた。
 選挙結果に異議を唱えたことで起訴された民主党政治家はいない。また同党は、ドナルド・トランプ前大統領の行動と同一視されることも拒否している。たとえ下院民主党の幹部が16年大統領選でトランプ氏の勝利を承認することに反対したとしてもだ。 →続き

ジョージアの茶番劇

(2023年8月26日)
 民主党議員たちは、またしても左翼検察官がドナルド・トランプ前大統領を刑事告発したことに大喜びしている。彼らは、このことが米国の政治体制にもたらすことについて、後悔するようになるかもしれない。
 民主党は、収監された対立候補に容易に勝てるという見通しに目がくらみ、自らの戦略を始動させた98ページに及ぶ粗雑な起訴状を読む者はほとんどいないだろうと確信している。 →続き