政治


中絶反対派が100万ドルの広告キャンペーン、支持派を非難

(2022年10月31日)
 従来の政治的常識では、中絶問題では民主党が勝利してきたとされているが、プロライフ(中絶反対派)団体はそう考えていない。
 スーザン・B・アンソニー・プロライフ・アメリカ(SBA)のパートナー、ウーマン・スピーク・アウトPAC(政治活動委員会)は24日、ジョージア州で、ラファエル・ウォーノック上院議員と民主党知事候補のステイシー・エイブラムズ氏を「中絶に関して極端すぎる」と非難する100万ドルの広告キャンペーンを発表した。 →続き

中間選挙まで2週間、民主候補はバイデン氏敬遠

(2022年10月29日)
 民主党のワシントン支配がかかった選挙までの最終局面を迎えた。だが、バイデン大統領は今週、民主党本部を訪れ、通常の儀礼的な職務をこなしたものの、大統領戦にも影響がある選挙活動には取り組んでいない。
 11月8日の選挙で議会支配を失うことが予測され、2024年大統領選への悪影響が懸念される中、支持率が低下しているバイデン氏の今週の予定は、党のオンラインイベント、新型コロナウイルスのブースター注射、デラウェア州への帰省といった軽いものにとどまっている。 →続き

上院選で共和に勢い 民主党は対立候補を中傷

(2022年10月14日)
 民主党は、共和党が中絶を隠し、子犬を殺していると訴え、有権者にとって最優先事項である食卓の問題から話題をそらそうとしている。
 ジョージア州上院選のラファエル・ウォーノック上院議員の対抗馬で、熱心なプロライフ(中絶反対派)、ハーシェル・ウォーカー氏(共和)が世論調査で勢いを増していたとき、リベラル寄りのデイリー・ビーストは、2009年に彼が女性にカネを渡して中絶させていたと報じた。 →続き

バイデン氏、アル・シャープトン氏に再選出馬約束か はぐらかすホワイトハウス

(2022年10月10日)
 カリーヌ・ジャンピエール大統領報道官は、バイデン大統領がアル・シャープトン牧師に2024年の再選を目指す意向を伝えたとされることについて回答を避けている。
 バイデン氏は再選を目指す意向を示しているが、79歳になり、バトンタッチの準備が整っているという噂が広まっている。 →続き

米共和党がグーグル非難 資金調達メールが迷惑メールに振り分け

(2022年10月9日)
 共和党全国委員会(RNC)は、IT大手グーグルが、資金調達と「投票呼び掛け(GOTV)」の重要電子メールを月末になると「タイミングを計ったように」読まれにくくしていると非難、中間選挙を控え、民主党に有利になるように操作しているのではないかと懸念を表明した。
 グーグルからの説明は得られていない。今年に入ってグーグルは、選挙運動メールは迷惑メールにしない措置を取ったと発表していた。 →続き

フロリダ州知事、命運分ける大型ハリケーンへの対応

(2022年9月30日)
 フロリダ州ジャクソンビル-ハリケーン・イアンがフロリダ州に迫り、1期目の任期中のロン・デサンティス知事にとって最大の試練となる可能性がある。自然災害に対し州をどう舵取りするか、国民が注視する中、デサンティス氏の今後の政治生命にも影響を与えそうだ。
 カテゴリー4の強力なハリケーン・イアンは、28日に州の西海岸に上陸すると予想されている。 →続き

バイデン氏のプロパガンダと連帯サミットは忘れよう

(2022年9月24日)
 バイデン大統領は「連帯して立ち上がろう」サミットを開催したが、インフレに関してまたひどい数字が発表される中でチーム・バイデンが行った、ばかげた祝賀パーティーの陰に隠れてしまっていた。このサミットは、バイデン氏が白人至上主義者に反対していることを人々に知らせ、警告するために開催された。
 バイデン氏が発言の中で、わが国を悩ませている暴力-政治的であれ他の何かであれ-の明白な要因にわずかでも触れてくれていれば、いいものになったかもしれない。 →続き