政治


共和党下院議員が国土安保長官の弾劾案を提出

(2021年8月16日)
 アリゾナ州選出のアンディ・ビッグス下院議員(共和)は10日、国土安全保障省のアレハンドロ・マヨルカス長官に対する弾劾案を提出するという約束を実行に移し、国境危機の責任者が法律を破っていることを認めたと述べた。
 ビッグス氏は、マヨルカス氏の就任後、「国家の危険は高まった」と述べ、マヨルカス氏が不法な越境者に対する米国法の執行を「故意に」拒否し、新型コロナウイルスの拡散に拍車をかけたと語った。 →続き

予備選で反トランプ議員に大量の刺客

(2021年8月6日)
 ドナルド・トランプ前大統領を敵に回した共和党下院議員に対抗する、2022年予備選での対抗馬が増えているが、その動きは、トランプ氏の名誉挽回を求めることで大きく活気づいている。
 トランプ氏は、1月の弾劾に賛成票を投じ、2020年の選挙が不正にまみれていたという同氏の主張に異議を唱えた10人の共和党下院議員への攻撃を支援している。 →続き

傷ついたトランプ・ブランドを金看板にする共和党

(2021年8月5日)
 ドナルド・トランプ前大統領の政治銘柄と言えば、スタジアムを満員にして共和党を派手にアピールするスーパー政治家のイメージだったが、最近それに陰りが出ている。
 第一幕はテキサス州で、議会選挙に出馬したトランプ氏お気に入りの候補が敗北した。政治アナリストたちはこの選挙戦の結果を受け、「前大統領推薦」の得失の程度を見定めようとやっきだ。 →続き

ペロシのいかさま裁判

(2021年8月4日)
 ANALYSIS/OPINION::米国民には1月6日に米議会議事堂で何が起こったか、知る資格がある。だが、ペロシ下院議長の偏見に満ちた議会特別委員会の仕事ぶりを見る限り、下院民主党多数派に期待した方がいいようだ。  
 トランプ前大統領の大統領職を終わらせた2020年の異様な選挙の抗議に絡む出来事に、ペロシ氏や、その他の議会の安全を任された責任ある当局者らが、どのように関与したかを明確にしない限り、出来事の完全な真相は明らかになりそうにない。   →続き

シューマー院内総務、8月休会までのインフラ法案成立目指し、民主党員に圧力

(2021年7月22日)
 民主党のチャールズ・シューマー上院院内総務は、8月の休会前に従来のインフラ法案と「ヒューマンインフラ」法案の交渉を終えるよう、民主党と共和党に要求している。
 ニューヨーク州選出のシューマー氏は15日、両法案を上院に提出して審議できるよう、来週という厳しい期限を設定していると述べた。 →続き

米政府のイラン核合意復帰を阻止すべく米議会議員に圧力かけるイスラエル

(2021年7月20日)
 ベニヤミン・ネタニヤフ首相の12年間の統治を終わらせ、この6月に代わったばかりのイスラエル新政府は、合衆国議会の下院外交委員会の民主・共和両党議員に対して、イランとの2015年の「包括的共同行動計画(JCPOA)」、いわゆる核合意にバイデン大統領が戻ろうとしていることを支持しないよう訴えた。
 「彼ら(イスラエル指導者たち)は、米国がイランとの核合意に再び参加するのを望んでいない」、ニコール・マリオタキス議員はワシントンタイムズに語った。 「そうした見解を代表団が聴取したこと、特に、かつては核合意に賛成した委員たちが聴いたことは大事なことだったと思う」。 →続き