政治


ジョージア州予備選、大統領選出馬を目指すペンス氏には追い風

(2022年5月30日)
 今週行われたジョージア州の共和党予備選で、2020年の選挙が盗まれたという主張に反対する2人の大物が、ドナルド・トランプ前大統領の必死の努力にもかかわらず勝利を収めた。これは、出馬はしていないが、マイク・ペンス前副大統領にとってはいいニュースのようだ。
 ペンス氏はニューハンプシャー州で26日、ブライアン・ケンプ知事が、トランプ氏を支持するデービッド・パーデュー元上院議員に大勝したことは、トランプ氏が共和党の候補者でリベンジをしたいと思っていても、共和党の有権者はそうは思っていないことを示していると述べた。 →続き

オハイオ州上院予備選で試されるトランプ氏の影響力

(2022年5月7日)
 ドナルド・トランプ前大統領の共和党に対する影響力が、3日のオハイオ州上院予備選挙で試される。トランプ氏の直前の支持表明によって、一時は低迷していたJ.D.バンス候補がトップ争いに躍り出ている。
 ベストセラー「ヒルビリー・エレジー」の著者、バンス氏は、世論調査で前州財務長官ジョシュ・マンデル氏の後塵を拝していたが、共和党候補7人の中で確固たる地位を占め、いくつかの著名人の推薦を獲得している。 →続き

保守派の大勝利 ディズニーと戦う新星デサンティス知事への支持が拡大

(2022年5月7日)
 【フロリダ州ジャクソンビル】フロリダ州のロン・デサンティス知事の快進撃が続き、他の国もそれに気付き始めている。
 マイアミ近郊の熱心な支持者らは、デサンティス氏が22日にウォルト・ディズニー社による「ウォーク(差別など社会問題に敏感)」な活動を抑制することを目的とした三つの法案に署名するのを見守った。今週に入ってからは、州北部のスポーツバーで、熱狂的な支持者らが、有権者の身元確認に関する新たな要件、選挙違反の厳罰化、選挙不正を調査する初の「選挙犯罪・セキュリティー局」を設置する法案にデサンティス氏が署名するのを見届けた。 →続き

エイブラムス氏、メディケイド拡大を公約-ジョージア州知事選

(2022年5月4日)
 【ジョージア州ブランズウィック】民主党知事候補のステイシー・エイブラムス氏は、4年前の知事選で、全米初の黒人女性知事になることができなかったが、今回はメディケイド(低所得者向け公的医療保険)を全体に拡大するという公約を掲げて選挙戦を戦っている。
 この公約は、医療、銃、学校、トランスジェンダー選手、選挙法などをめぐる全米規模の争いで、エイブラムス氏が進歩派の側に立つという、有権者に向けた幅広いメッセージの一部だ。 →続き

米中間選挙の激戦州でバイデン大統領の支持率が低下

(2022年5月3日)
 バイデン米大統領は、中間選挙の重要な激戦地を含む40州で不支持率が支持率を上回っているとの分析が示された。民主党員、若者有権者、無党派層の支持を失い、大統領は困惑したままのようだ。
 4月26日に公表された「モーニング・コンサルト政治情報」の四半期追跡リポートでは、アリゾナ、ペンシルベニア、ジョージアなど2020年大統領選勝利のカギとなった州を含む33州で、大統領の支持率は不支持率を10ポイント以上下回っている。 →続き

ハッチ上院議員死去、党派を超えた保守派

(2022年5月2日)
 1993年、クリントン大統領が宗教の自由のための画期的な法案に署名したとき、そのすぐ後ろにオリン・ハッチ氏が立っていた。
 ユタ州出身のモルモン教徒のハッチ上院議員は、ブルックリン出身のチャールズ・シューマー下院議員(民主)と組んで、この法案を成立させた。この法案は、連邦政府が礼拝所に対して乱暴な振る舞いをすることに対する重要な歯止めとなった。 →続き