政治


独占インタビュー:コンウェイ氏、2020年選挙戦の「大失敗」はクシュナー氏のせい

(2022年7月17日)
 トランプ前政権の上級顧問だったケリーアン・コンウェイ氏はワシントン・タイムズ紙に、2024年大統領選への立候補と新たに発足する可能性のあるトランプ政権に、義理の息子ジャレド・クシュナー氏をかかわらせてはならないと語った。
 2016年に成功したドナルド・トランプ前大統領の大統領選挙キャンペーンを取り仕切ったコンウェイ女史は、クシュナー氏が前大統領の親族という立場から数十億ドルのビジネスベンチャーを手にしながら、2020年の選挙敗北の責任から「手を切ろう」としていると指摘した。 →続き

トランプとマコーネル:仇敵同士が最高裁の中絶判決を勝ち取る

(2022年7月5日)
 これまで親友だったわけでもなく、今でも政敵のような二人だが、ドナルド・トランプとミッチ・マコーネルの腐れ縁が、ワシントンの保守派にとっては一世一代の最高裁判所での勝利をもたらした。
 連邦最高裁の判事5人対4人の裁決で「ロー対ウェイド」判決をくつがえしたことは、ワシントン保守派の最も高い目標の一つを達成し、中絶法の決定権を各州当局に差し戻すことになった。 →続き

郊外有権者の民主党離れが鮮明に、共和党への転向が急増

(2022年7月4日)
 米国の全土で政治的シフトが起き始めている。近年の民主党の躍進を後押しした郊外に住む何万人ものスイングボーターズ(支持政党が変わる有権者)が共和党員に転向しているのだ。
 AP通信が分析した有権者登録データによると、過去1年間に43州で100万人以上の有権者が共和党に移った。これまで報告されていなかったこの数字は、トランプ前大統領に代わってバイデン大統領が就任してからの期間に、民主党州から共和党州、都市部から小さな町に至るまで、事実上すべての地域で起きている現象を表している。 →続き

サンダース氏系団体が民主党を非難、中間選挙での敗北を警告

(2022年7月2日)
 バーニー・サンダース上院議員の2016年の大統領選出馬時に発足した進歩的な組織は、民主党がリベラルな現職議員や対抗馬を支持しなければ、11月の中間選挙で大敗北を喫すると警告した。
 「アウア・レボルーション(私たちの革命)」は資金調達のための電子メールで、民主党が中間選挙で「台頭するファシスト運動」に権力を譲る危険性があると述べ、ナンシー・ペロシ下院議長やジェームズ・クライバーン幹事を非難した。 →続き

2024年大統領候補としてトランプ氏に迫るデサンティス氏

(2022年6月26日)
 【フロリダ州ジャクソンビル】フロリダ州知事のロン・デサンティス氏が初めて、重要な予備選挙州で共和党有権者の間で2024年大統領選の候補者としてドナルド・トランプ前大統領を追い越した。
 最新の世論調査では、党の大統領予備選でデサンティス氏を支持する傾向が強まっており、全米で最も早く投票が行われる州の一つであるニューハンプシャー州で22日に発表された主要調査では、仮想の共和党予備選対決でデサンティス氏がリードしていることが明らかになった。 →続き

サウスカロライナ州予備選でトランプ氏1勝1敗

(2022年6月18日)
 トム・ライス下院議員は、ドナルド・トランプ前大統領の弾劾に投票したことで、最終的にサウスカロライナ州の共和党が強い第7選挙区の議席を失うことになった。
 共和党のライス氏が5期にわたって積み上げてきた保守としての実績も、7人の候補者による予備選を制したトランプ氏支持の挑戦者、ラッセル・フライ州議員を倒すには十分ではなかった。 →続き