政治


バイデン氏の赤字削減公約の一方で、大規模社会福祉法案を推進

(2022年3月13日)
 バイデン大統領が、年末までに赤字を1兆ドル以上削減すると公言したことから、予算の専門家や財政強硬派は頭を悩ませている。その一方でホワイトハウスは数兆ドルの新規支出を推し進めている。
 共和党は、バイデン氏が本気で赤字削減を考えているのなら、議会に政権の1兆7500億ドルの社会福祉・気候変動対策を復活させるよう求めることはないだろうと言う。 →続き

ペロシ下院議長、バイデン政権の超党派予算法案を通過、左派の反乱を鎮圧

(2022年3月11日)
 下院民主党は9日、ナンシー・ペロシ下院議長が党内の急進左派からの土壇場の抵抗を抑え、ウクライナへの緊急援助と議員たちのお気に入りのプロジェクトへの数十億を含むバイデン大統領の1・5兆ドルの超党派予算案を可決した。
 通過を促すために、ペロシ氏は、議員が国防費とは別に法案内の国内支出条項に投票することを許可した。 →続き

バイデン氏が初の一般教書演説

(2022年3月7日)
 バイデン大統領は1日夜、初の一般教書演説を行い、大統領のリーダーシップへ強まる疑念、エスカレートする欧州の戦争、高進するインフレ、発生から2年がたつ新型コロナウイルスパンデミックに不安を感じている国民を安心させようとした。
 ロシアの戦車と砲兵がウクライナの奥深くまで攻め込み、民間人の死者が増える中、バイデン氏はプライムタイムの演説で、米国の対モスクワ制裁がプーチン政権を機能不全に陥れていると主張した。 →続き

トランプ支持層、極左候補、新たな投票法規 問われるテキサス州の予備選挙

(2022年3月4日)
 2022年の予備選シーズンが火曜日、まずテキサス州で始まる。同州の有権者は新しい投票法の具合を体験しながら、各政党に最新のシグナルを送ることになる。
 それらの結果は秋の総選挙のテキサス州知事選で、共和党のグレッグ・アボット知事と民主党のベト・オルーク氏が闘う舞台を設定する。さらに同州に新たに引かれた38選挙区での行方を左右し、下院の中間選挙を8か月後に控えた政治情勢を占うものになるだろう。 →続き

バイデン氏の太陽光パネル関税延長に超党派の反発

(2022年2月28日)
 バイデン大統領が最近、太陽光パネルに対するトランプ政権時代の関税の大半を延長することを決定した。これを受けて、関税によって米国の雇用が奪われているという超党派の訴えが再び強まっている。
 「米国の太陽光発電の雇用を保護し、コストを下げる法」は、ジャッキー・ローゼン(民主、ネバダ州)、ジェリー・モラン(共和、カンザス州)の両上院議員の発案によるもので、この命令を無効にし、太陽光パネルやその他の太陽光エネルギー関連製品の米国での生産と製造を強化する計画を策定することを目指している。 →続き