政治


バイデン氏が初の一般教書演説

(2022年3月7日)
 バイデン大統領は1日夜、初の一般教書演説を行い、大統領のリーダーシップへ強まる疑念、エスカレートする欧州の戦争、高進するインフレ、発生から2年がたつ新型コロナウイルスパンデミックに不安を感じている国民を安心させようとした。
 ロシアの戦車と砲兵がウクライナの奥深くまで攻め込み、民間人の死者が増える中、バイデン氏はプライムタイムの演説で、米国の対モスクワ制裁がプーチン政権を機能不全に陥れていると主張した。 →続き

トランプ支持層、極左候補、新たな投票法規 問われるテキサス州の予備選挙

(2022年3月4日)
 2022年の予備選シーズンが火曜日、まずテキサス州で始まる。同州の有権者は新しい投票法の具合を体験しながら、各政党に最新のシグナルを送ることになる。
 それらの結果は秋の総選挙のテキサス州知事選で、共和党のグレッグ・アボット知事と民主党のベト・オルーク氏が闘う舞台を設定する。さらに同州に新たに引かれた38選挙区での行方を左右し、下院の中間選挙を8か月後に控えた政治情勢を占うものになるだろう。 →続き

バイデン氏の太陽光パネル関税延長に超党派の反発

(2022年2月28日)
 バイデン大統領が最近、太陽光パネルに対するトランプ政権時代の関税の大半を延長することを決定した。これを受けて、関税によって米国の雇用が奪われているという超党派の訴えが再び強まっている。
 「米国の太陽光発電の雇用を保護し、コストを下げる法」は、ジャッキー・ローゼン(民主、ネバダ州)、ジェリー・モラン(共和、カンザス州)の両上院議員の発案によるもので、この命令を無効にし、太陽光パネルやその他の太陽光エネルギー関連製品の米国での生産と製造を強化する計画を策定することを目指している。 →続き

クルーズ上院議員、バイデン氏の最高裁判事候補の個人攻撃はしない

(2022年2月24日)
 共和党のテッド・クルーズ上院議員(テキサス州)は20日、バイデン大統領が間もなく指名する最高裁判事候補に対して、2018年のブレット・カバノー判事承認時のような個人攻撃が行われることはないとの見方を示した。
 クルーズ氏は、上院司法委員会の委員らが、引退するスティーブン・ブライヤー判事の後任を「精力的に」審査すると述べたが、焦点は候補者の経歴に当てられると強調した。 →続き

破綻したビルド・バック・ベター法案の復活で苦悩する民主党

(2022年2月18日)
 民主党は、バイデン大統領の目玉政策だった1兆7500億ドルの社会福祉・気候変動対策法案の成立に失敗したことを受けて、バイデン氏の政策推進の次のステップをめぐって対立している。
 民主党の分裂によって上院で大型歳出法案「ビルド・バック・ベター(より良い再建)」が頓挫してことを受けて、議員らはこの法案のどの部分を独立した法案として通過させることができるかについて協議を開始した。 →続き

独自:インフラ監督官が透明性を求める共和党の要求を無視

(2022年2月15日)
 共和党議員によると、バイデン大統領のインフラ計画の監督官、ミッチ・ランドリュー氏は、新しい道路、高速道路、港湾プロジェクトのために1兆2000億ドル以上の税金を投入する方法について透明性を求める声を無視しているという。
 ランドリュー氏は、下院運輸委員会の共和党議員から、自身の役割と資金分配のプロセスについての説明を求められたが、これを拒否した。 →続き