安全保障
中国が経済制裁への対応で緊急会合 台湾侵攻へ準備の兆候
(2022年5月9日)
中国政府は先月下旬、緊急会合を開き、西側による制裁からの自国の防衛について協議した。ロシアのウクライナ侵攻を受けたものとみられ、米情報機関は、中国による台湾侵攻への準備の一環の可能性があるとみている。
4月22日に実施された会合には、中央銀行にあたる中国人民銀行、財政省、英金融大手HSBCなど国際金融機関が参加。これは、中国が台湾侵攻の準備を進めている重要な兆候とみるべきだ。 →続き
4月22日に実施された会合には、中央銀行にあたる中国人民銀行、財政省、英金融大手HSBCなど国際金融機関が参加。これは、中国が台湾侵攻の準備を進めている重要な兆候とみるべきだ。 →続き
中国 生物兵器戦能力を温存か 禁止条約調印も活動開示せず
(2022年5月3日)
中国は1984年に生物兵器禁止条約(BWC)に調印、87年まで生物兵器の開発に取り組んでいたが、その後も条約違反を繰り返し、長年にわたって生物兵器をめぐる活動の全容を開示してこなかった。米国務省のBWC順守に関する年次報告から明らかになった。専門家は、生物兵器戦能力の温存の可能性も指摘している。
報告は4月下旬に公表され、「中国は軍民両用の活動を続けており、BWC第1条の順守に懸念が生じている」と指摘している。 →続き
報告は4月下旬に公表され、「中国は軍民両用の活動を続けており、BWC第1条の順守に懸念が生じている」と指摘している。 →続き
中国空軍にロシア人教官 最新鋭機のパイロット養成か
(2022年4月27日)
中国空軍の練習機が墜落、流出した動画から、脱出したパイロットの1人はロシア人とみられており、中国空軍の最新鋭戦闘機のパイロットがロシア人教官から飛行訓練を受けている可能性が指摘されている。
墜落したのは複座のジェット練習機、教練10(JL10)で、ロシアの高等ジェット練習機ヤク130をベースに中国が独自に開発し、2019年に配備したばかり。西部の河南省商丘市で23日、墜落現場に集まった地元住民が2人の搭乗員を撮影し、SNSに投稿したことからロシア人とみられる教官の存在が明らかになった。 →続き
墜落したのは複座のジェット練習機、教練10(JL10)で、ロシアの高等ジェット練習機ヤク130をベースに中国が独自に開発し、2019年に配備したばかり。西部の河南省商丘市で23日、墜落現場に集まった地元住民が2人の搭乗員を撮影し、SNSに投稿したことからロシア人とみられる教官の存在が明らかになった。 →続き
米韓への圧力強める北朝鮮 核実験の再開間近か
(2022年4月23日)
米国の安全保障専門家らは、北朝鮮が、発足から1年以上たったバイデン米政権への圧力をさらに強化しており、早ければ来週にも核実験を行うとの見方を示した。
元国防情報局(DIA)分析官で、テキサス州のアンジェロ州立大学政治科学教授のブルース・ベクトル氏は、北朝鮮がミサイルの発射実験を相次いで実施していることについてワシントン・タイムズとのインタビューで、「米国と韓国から何らかの動きを引き出そうとしている」と分析。その上で、現状は、トランプ前政権の初期に弾道ミサイルの試射、6回目の核実験を実施した時期と似ており、「次は間違いなく核実験だ」と述べた。 →続き
元国防情報局(DIA)分析官で、テキサス州のアンジェロ州立大学政治科学教授のブルース・ベクトル氏は、北朝鮮がミサイルの発射実験を相次いで実施していることについてワシントン・タイムズとのインタビューで、「米国と韓国から何らかの動きを引き出そうとしている」と分析。その上で、現状は、トランプ前政権の初期に弾道ミサイルの試射、6回目の核実験を実施した時期と似ており、「次は間違いなく核実験だ」と述べた。 →続き
海軍力縮小計画を非難、対中国には不十分-共和党
(2022年4月22日)
米海軍は20日、今後30年の艦艇造船計画を発表したが、議会からは、海軍の能力を縮小するものであり、軍備増強を進める中国に対抗するには不十分と非難の声が上がっている。→続き
宇宙での中露の脅威警告 米報告
(2022年4月17日)
戦闘員に破滅的影響
米国防情報局(DIA)は最新の報告で、中国、ロシアなどが宇宙領域での攻撃能力を高めていると指摘、中でも中国が昨年夏に実施した極超音速滑空飛翔体は大きな脅威になると警告した。 →続き
米国防情報局(DIA)は最新の報告で、中国、ロシアなどが宇宙領域での攻撃能力を高めていると指摘、中でも中国が昨年夏に実施した極超音速滑空飛翔体は大きな脅威になると警告した。 →続き
バイデン米政権 核戦力を縮小
(2022年4月10日)
大型核爆弾退役へ
米国防総省は、先月末に概要が公表された「核態勢の見直し(NPR)」の一環として、米軍唯一の無誘導核爆弾B83を退役させ、潜水艦発射核巡航ミサイル(SLCM-N)の開発を中止する。これには、米軍内部からも核抑止力を弱めることになると反対の声が上がっている。 →続き
米国防総省は、先月末に概要が公表された「核態勢の見直し(NPR)」の一環として、米軍唯一の無誘導核爆弾B83を退役させ、潜水艦発射核巡航ミサイル(SLCM-N)の開発を中止する。これには、米軍内部からも核抑止力を弱めることになると反対の声が上がっている。 →続き