国際


「ハバナ症候群」にロシア関与か 米高官らが脳に損傷

(2024年4月9日)
 ロシアが新型のビーム兵器を秘密裏に使用し、多数の米外交官や情報機関関係者に脳損傷を負わせたと報じられたことを受けて、米情報機関はこれらを深刻にとらえなかったと非難されている。
 国家情報長官室(ODNI)は先月の年次脅威評価報告で、ほとんどの米情報機関は、米政府関係者が脳損傷を負うなどした「ハバナ症候群」と呼ばれる不可解な症状について、「外国の敵が原因である可能性は極めて低い」と結論づけた。 →続き

ロシアはテロを阻止できなかったのか―元米当局者

(2024年4月7日)
 ロシアがテロ攻撃を知っていながら未然に阻止しなかったのかどうかについての疑問が渦巻く中、元米軍当局者は31日、米国が130人超の死者を出したモスクワのコンサートホールでのテロ事件を回避するのに役立つ十分な情報をロシア側に伝えていた可能性が高いと述べた。
 退役大将のマッケンジー元中央軍司令官は、ABCの番組「ディス・ウィーク」で、ロシアは米国からの警告を基にテロ攻撃を未然に防げた可能性が高いと考えていると語った。攻撃の警告の一つはモスクワのクロッカス・シティ・ホールへの攻撃の2週間前の3月8日に来ており、過激派がモスクワでのコンサートを攻撃しようとしているとはっきりと指摘していた。 →続き

ウクライナ支援の難問

(2024年4月6日)
 マイク・ジョンソン下院議長は窮地に立たされている。共和党が一票差で多数派を維持する中、ロシアと戦うウクライナへの資金援助についてどのような選択をしようとも、議会が休暇明けとなる来週には、内紛が起きる可能性が高い。
 ルイジアナ州選出の共和党議員であるジョンソン氏は、復活祭の3月31日に放映されたFOXニュースの司会者トレイ・ガウディ氏とのインタビューで、いくつかの考えを示した。ジョンソン氏が説明したように、この状況で同氏にできることは、一歩ずつ前進することである。 →続き

脱北映画「ビヨンド・ユートピア」、アカデミー賞落選が波紋

(2024年3月31日)
 ソウルの学校の講堂で3月中旬、わずか55㌔北で起きている悲劇を取り上げた力強く、悲惨なドキュメンタリー映画を見た子供たちや親たちの間からすすり泣きが起こっていた。
 昨年10月に公開された「ビヨンド・ユートピア脱北」は、アカデミー賞ドキュメンタリー部門の候補に選出されるとみられていたが、驚いたことにノミネートされなかった。受賞式までの間、この映画は、この映画に携わった人々、この映画を非難する人々問わず多くのアジア系米国人の間で論争を巻き起こした。 →続き

テロ対策における国際協力の難しさ

(2024年3月29日)
 敵の敵は時に味方となるのが、テロ対策といういちかばちかの世界である。しかし、それよりもはるかに複雑なこともある。
 ジハード・テロリスト集団「イスラム国」(IS)のアフガニスタン支部「イスラム国ホラサン州」(IS-K)による脅威が急速に高まり、米国と、ロシア、イラン、さらにはアフガニスタンの支配者タリバン政権など、米国の宿敵が接近している。これらの国々は、IS―Kから直接、攻撃を受け、死傷者が出ている。ロシアも何度も標的となり、危うく災難を免れてきたようだ。 →続き

米中が共有する生成AIへの懸念

(2024年3月23日)
 中国共産党政権は、米国での議論を反映し、急成長する生成AI(人工知能)を規制する措置を講じる。この強力な新ツールが生成した情報にラベルを付け、制限する規則の施行計画を発表した。
 中国サイバースペース管理局は15日、この規則の施行には、AIが作成したコンテンツに明確な表示をすること、承認なく作成されたインターネットニュースや情報を取り締まること、規制当局が虚偽と判断した情報を新たに取り締まることが含まれることを明らかにした。 →続き

中国経済低迷で戦争の危険性高まる 米情報長官が警告

(2024年3月14日)
 ヘインズ米国家情報長官が11日に公表した脅威評価によると、中国は重大な経済問題に直面しており、台湾や他の地域の敵対国との紛争が発生する危険性が高まっている。
 ヘインズ氏は上院情報特別委員会で、中国の共産党指導部は米国の核による「先制攻撃」を恐れており、これに対抗するため300基以上の地上配備型核大陸間弾道ミサイル(ICBM)を中国西部に配備していると指摘。核戦力の拡大により自信を持った中国が、通常型の紛争を引き起こす危険性が高まっていると述べた。 →続き